大好きな礼真琴さんと同じ95期、愛希れいかさん。
言わずと知れた、元月組トップ娘役。
男役から転向し、卓越したダンスと歌声、そして観る者を惹きつけるお芝居で「スーパー娘役」と呼ばれた方ですね。
私も、ちゃぴちゃん大好きでした!以前、熱く語らせてもらいましたが、2016年月組全国ツアーの時に「ぎゅっ」と手を握ってくれた、あの時のくしゃっとした可愛らしい笑顔が忘れられません。
そんなちゃぴちゃん、映像の世界でも活躍されていますね。
私は、興味のある題材だったことと、「元タカラジェンヌ」がたくさんご出演になるということで、初回から観たいと思っていました。
【NHK公式】大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」 日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き 時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物 “蔦重”こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。 笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマ!
で、オンタイムで観たのですが…
始まるなり、元月組トップスター珠城りょうさんと、トップ娘役愛希れいかさんが、元トップコンビで同じ大河にご出演されるという、グッとくる並び!
とはいえ、同じ画面に映ることはありませんでしたが、「たまちゃぴ」の並びに感慨深いものがありました(*^-^*)
ほかにも、映美くららさん、花總まりさんもご出演が決まっているよう。
これからご覧になる方もいらっしゃると思うので、ちゃぴちゃんがどんな風に登場されたのかは伏せますが、もうね…切なかった…
でも、観た後に思った。
煌びやかな世界で、スーパートップ娘役としてひと際輝いていた愛希れいかさん。
このお役を引き受けるの、かなり勇気、覚悟がいったかもしれない。でも本当に、「真に女優さん」だった。
ちゃぴちゃんが演じた、主役である蔦重(横浜流星さん)憧れの「朝顔姐さん」が、幼少期の蔦重に伝えた印象的な台詞があります。
「わからぬのなら、思いっきり楽しい理由を考えてはいかが?」
「優しく、大切な人を温かく包み込む嘘」
ちゃぴちゃんの凛として、慈愛に満ちた優しい声音でこの台詞を聞いた時、まったく題材は違うのだけれど、「BIGFISH」で礼真琴さん演じるエドワードが、息子のウィルに伝えたかった「想い」をふと思い出したな…
あんなにも温かい人柄を、あんなにも切なく目を覆いたくなるような衝撃的な最期を、短い場面の中で真に迫り演じ切ったちゃぴちゃん…。
最期の描き方は賛否両論あるのかもしれないけれど、感性が豊かでお芝居心に溢れたちゃぴちゃんだったからこそできた、印象的なお役だったと感じました。
こっちゃん、あなたの同期もやっぱりすごいね。
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