サクセス・プロセスコーチ
荒巻 豊
今日は、「嫌いな人」について。
人は誰にでも、イラっとくるとか、
この人ダメっていう人がおるよの。
もっと、全然ダメという人もおる。
関わりたくないヤツもおる。
私は、合わない人、嫌いな人が
いないという人もおるじゃろう。
それは努力して嫌いな人を
作らんようにしとるはずじゃ。
無自覚に努力しとる。
無理して”ある”ことを”ない”と
思い込んでいる可能性が大じゃ。
嫌いな人を作るのは「良くない」ことと
する、「いい悪い」の二元的な価値観の
上に立っとる。
ペルソナとシャドーは、
社会生活で見せる、様々な自分の顔が
ペルソナで、
シャドーはその裏に隠す「あってはいけない」
自分の顔。
シャドーはペルソナの影じゃから、
必ずついて回る。
そう、嫌いな人は、あんたの深層心理に
隠れておる、あんた自身のシャドーなんじゃ。
嫌い人は「嫌いな自分、ダメな自分」じゃ。
だから、縁が切れたと思っていたら、
別のところで、同じような嫌いな人が現れる。
不都合な現実じゃ。
ワシもそうじゃった。
長年勤めた会社で社長が転職し、
交替した新しい社長とはウマが合わず、
あろうことか、ワシの後任を採用した。
そんな時に声がかかる。
「こちらの会社で貴方の力が必要と
されています。」
と、これでやっと伸び伸びやれると
思ったら、
転職した先にも、同じような
輩の日本人や外人がおって、
毎日、苦しんだ。
ワシの中にあった「嫌いな自分」が
投影されとっただけじゃ。
だから自分について回る。
配役が変わるだけじゃ。
自分の中に「嫌いな自分」がおる
ことを客観的に観ることができんと
その現実から逃れることはできん。
ワシはそれに気がつかず、
嫌なやつが常に周りにおったが
なんとか凌ぎ、助けてくれる人が
いたので、無事サラリーマンを卒業した。
しかし、深層心理の奥にいる自分、
嫌な自分に気づいておらず、その面を
無意識に妻に向けておった。
妻にとってはえらい迷惑じゃ。(笑)
そのことが本当に分かったのが
去年の年末じゃ(遅っ)
嫌いな自分の投影が
あんたが「嫌いな人」じゃ。
嫌いな人を良く見てみよう。
「いい悪い」ではないぞ、
ただあることを「ある」と観て
「あるがまま」を感じてみよう。
どんなレッテルを貼っているか
眺めてみよう。
今日は「嫌いな人」を伝えたぞ。
参考)
最後まで読んでくれて、
ありがとう。
あなたの生き方に役に立てたら、
ウレシイ。