松本人志が活動休止、普通この字面を見れば、あぁ…という気持ちになる。
実際は、裁判に集中するために活動を休止する。
当人も事実無根を前面に出し裁判に打って出ることをアピールしている。
だとしたら、NHKのニュース速報などは多くの人に誤解を与える内容となっている。
松本人志や吉本興業はNHKなどに抗議すべきだろう。
ニュース速報の「活動休止」だけを見て、「あぁまっちゃん、裁判に集中するために活動を休止するんだな」とはおそらく思わない。
そもそも裁判に集中するために活動休止をするケースはあまり聞いたことがない。
ふかわりょうがトークイベントで岡本夏生に無理やりキスをしたとして訴えられたが、ふかわりょうは普通に活動していた。
その後、和解になったのか、最高裁まで行って確定したのか、不思議なぐらいに続報がない。
そして今もふかわりょうは活動を続けている。
少なくとも裁判に集中するために活動を休止した様子は見られない。
爆笑問題の太田光も裏口入学の報道を巡る裁判を起こし、勝利を収めた。
報道があり、一審判決が出るまでにおよそ2年ほどかかり、それから1年で勝訴が確定した。
つまり、勝訴が確定するまでに3年を要することになり、松本人志はその間、休み続けることになる。
一審判決が出て勝訴して復帰し、二審で逆転敗訴になったら、本人はもちろん、マスコミは袋叩きになるだろう。
一審判決が出る前に復帰し、一審判決で敗訴だった時も修羅場のような空気になるはずだ。
だとすると、勝訴が確定してから活動を再開するのが妥当なところだろう。
となると、太田光のケースを当てはめれば松本人志は2024年と2025年の活動は厳しいことになる。
いつ裁判を起こすのか、このあたりもポイントになるが、明日裁判を起こしても2025年のどこかで判決が出るようなスケジュールになるだろう。
松本人志が性加害をしたかしないか、そもそもこの手の女遊びをしてたかどうか、裁判を起こすならこのあたりが報道されることになる。
女遊びは一切していない、不倫にあたるようなことは天に誓ってしていないのかどうか。
すべてが完全に潔白で、ああいう芸風で実は女関係は相方と違ってクリーンだったというのであれば、裁判を起こす意味はあると思う。
ジャニー喜多川の性加害疑惑から全く時間は経過していない。
マスコミは反省したはずなのだが、いきなりその「追試」の時が訪れた。
ここで判断を間違ったマスコミは取り返しのつかない事態に直面しかねない。
そして、オリエンタルラジオの中田敦彦は何を思っているのかも気になるところだ。