親が子供にやっちゃう行為で,子供のエネルギーを奪うものとして
真っ先に挙げられるのがコントロールだと思います.
親の価値観の「べき」「ねば」「そういうものだから(マイルール)」を
子供に押し付けてしまい
子供から「やる気」「意欲」「興味」「挑戦」などを奪うだけでなく
「自分は受け入れられている」という安心感をへし折ってしまいます.
子供は,抵抗する気持ちさえ,湧かなくなってしまうかもしれませんね.
そりゃ,アレコレ言われる方からしたら
自分は自分のままではダメなんだと受け取って
自分は否定されてる
自分は大切にされてない
自分には能力がない
自分は愛されてない
などなど,思ってしまっても,不思議じゃないのではないでしょうか?
コントロールしている方は,エネルギーを奪っているわけから
「奪ったものは奪われる」いう自然の摂理からすれば
奪った人のエネルギーも,『誰か』に奪われることになります.
もちろん,子供のマイナスのやり取りになるケースが多いけど
子供以外の家族だったり,職場の同僚だったりすることもあります.
でもね,その『誰か』って,自分もあてはまるんですよ.
つまり,自分で自分のエネルギーを奪ってしまい
自分で自分を疲弊させてしまうということもあるんです.
さらに言えば
その穴を埋めるために
無意識に,他者からエネルギーを奪おうとしてしまうんですね.
うちの息子が動けなくなったのが7年半前.
その頃に比べると,情報量はめっちゃ増えてます.
「子供を見守る」という考え方も,以前よりも広がっています.
でもね,周りがそう言っているから,そういう情報が多いから
子供を「見守らなきゃ」
子供を「見守れねば」
子供を「見守るのが普通,そういうものだから」
になっていませんか?
正直なところ,そういうお母さんが増えてきたと感じています.
「子供を見守ろう」って,ホントにあなたの心からの気持ち?
「見守らなきゃ」「見守れねば」「そういうものだから」
そうやって,あなたがあなた自身をコントロールしようとしてないですか?
周りの意見,情報,風潮に,あなたの心が縛られてませんか?
情報に振り回されて,身動きが取れなくなっていませんか?
自分の本心が,置き去りになっていませんか?
自分が心の底で感じていることを,封じ込んでいませんか?
あなたの本当の思いは,どこにありますか?
心の中はその人の自由であって,誰にも侵されるものじゃないんです.
周りとは正反対のこと
めっちゃブラックなこと
子供に面と向かって言えないこと
親としてどうなのって感じてしまうこと
何を思っても,何を感じてもいいんですよ.
だから,もし,あなたが,「べき」「ねば」「そういうものだから」で苦しくなっているなら
自分に,本当の思いを言わせてあげてほしい.
どんどんノートに書き出して,一旦,カラダの外に出してあげてほしい.
自分の本当の思いを知って
何を感じているのかに気付いてあげて
そこに寄り添って,受け止めてあげて
しっかりと感情を昇華させてあげる
感情が昇華されれば,心が落ち着いてくるから.
そうやって,自分の機嫌を自分でとれるようになるから
つまり,「自分は自分で大丈夫」と思えるようになるから
「子供に任せてみよう,見守ってみよう,きっとこの子も大丈夫」
って思えるようになるんです.
自分に無いものは,他者に与えられないですから.
その手順を,すっ飛ばさないで欲しいと思うわけです.
必ず,出口はあります.
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