<取材・執筆・作画年月:2021年7月>
渋谷 松濤の辺を散策してみましょう。
渋谷駅から歩いて10~15分程ですが、今回は 田園調布⇔渋谷の東急バスに乗って道玄坂上で下車して向かいます。
暫く歩くと京王井の頭線の神泉駅に到着します。
井の頭線は渋谷-吉祥寺を結ぶ人気のある路線です。
CANSON XL MIX-MEDIA A4 / ペン画・透明水彩
踏切の道を挟んで駅舎の反対側も この先、渋谷までは地下を走ります。
なので、上の絵とほとんど変わらない風景です。
この先が高級住宅街の松濤になります。
松濤の地は、江戸時代に紀州徳川家から鍋島藩に譲渡され、11代当主 鍋島直大が茶畑を開き松濤園と呼ばれていました。
関東大震災後、鍋島家は土地を割譲し、残った鍋島公爵邸は太平洋戦争後の華族制度廃止により鍋島松濤公園となりました。
他にも、園とつく高級住宅地は、
大山園(代々木上原)そのなかでも西原3丁目周辺は紀州徳川家の末裔がすんでいたことから「徳川山」とよばれています。
もう一つは、清風園(代沢)、とりわけ淡島の南傾斜の上は格別だそうです。
まず、渋谷区立松濤美術館が迎えてくれます。
鍋島公爵邸の跡 鍋島松濤公園。
水車が優雅に回っています。
豪邸が建ち並んでいる住宅街へ。
マンションもよくあるマンションの外観とまったく違います。
低層なので さぞかしお高いのでしょうね。
そして、名前は伏せますが 誰でも知っている大歌手のご自宅です。
最近ではご子息の方が活躍されていますね。
しばらく歩いていたら、真っ白なロールスロイスに追い越されましたが、ひょっとして、、、?
俳優のお父さん(故人)と一時期 時の人になったハーフの娘さん Uファミリーも一時は松濤に住まわれてましたね。
そう言えば、SMAPのKさんが最近豪邸を建築中と聞いた記憶がありますが、たしか松濤ではなかったでしょうか?
それでは、丘を下って渋谷の街に向かいましょう。
戸栗美術館
高級フレンチのシェ松尾
大山稲荷神社と旧都知事公館跡(2014年廃止・2020年解体)
下界に戻ってきました。
東急本店
<2023年 追記>
ここは再開発のため 2023年に解体されました。
これで東急にとってホームグラウンドである渋谷から東急の屋号をつけた百貨店はすべて消滅してしまいました。
東急ハンズもカインズに売却されてしまいました。
ライバルだった池袋の西武百貨店はヨドバシカメラに。
、、、これも、時代ですね。
さあ、新橋に向って出発しましょう。
まずは 青山学院中等部前で下車。
ヨックモック美術館
ヨックモックのお菓子関連の展示物でもあるかと思ったら、ちゃんとした美術館でした。失礼しました!
この時(2021年)は、ピカソの展示でした。
美術館の前に建っている建物
看板等がまったくなく何の建物か良く分かりませんでしたが、多分 オフィスでしょうね。
骨董通りに出ました。
「何でも鑑定団」の中島さんのお店はどこかなと探してみたのですが、随分前にどこかに移転して現在はありませんでした。
それにしてもこんな家賃の高そうなところにお店を構えられるということは骨董屋さんは儲かるのですね。
もっとも、鑑識眼がなく偽物ばかりつかまされていたらあっという間に倒産してしまうのでそう甘くはないですね。
最近、利用したフレンチ・レストラン
フレンチというか創作和食と言った方がしっくりする料理です。
青山通りに出たので右折して表参道へ。
久しぶりに来たので知らない建物がありました。
変わったデザインですよね。
表参道をメインの原宿方向には行かず左折します。
ヨックモック本店
根津美術館
JAZZ ブルーノート
<2024年追記>
恵比寿ガーデンプレイスのビアステーションが閉店して、その後 この店が出店しました。
岡本太郎記念館
CANSON XL MIX-MEDIA A4 / ペン画・透明水彩
さて、
西麻布へ向かいましょうか。
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