2020年6月に描いた
エリザベス・テーラー主演「クレオパトラ」 映画ポスターの模写です。
reproduction for study: movie-poster art of "Cleopatra" <20th Century Studios>
MUSE ACRYBROCK F6 / 透明水彩
私は、この映画も 知ってはいましたが、まともに見た記憶はありません。
主演のエリザベステーラーの病気、ロケ地変更によるセットの再建築、監督・主役役者の変更等で莫大な制作費の投下を余儀なくされ、また当初は、前・後編2本立てで、上映時間6時間だったものを、何度か縮めて最終的に3時間14分にしたため、重要な場面がカットされ物語が分かりにくくなってしまい、結果的に「映画史上空前の失敗作」というレッテルが貼られてしまいました。
結果的に、この映画の製作で 20世紀フォックスは倒産危機に陥ったと聞いています。
ところが捨てる神あれば拾う神ありで、この後、「サウンド・オブ・ミュージック」の大ヒットで20世紀フォックスはかろうじて倒産を免れたということです。
余談ですが、加山雄三さんのお母さん、故・小桜葉子さんが エリザベス・テーラーに似ていることから、「和製 エリザベス・テーラー」と呼ばれてましたね。
(小桜葉子さんを知っている人はかなり少数派になってしまいましたね)
この小桜葉子さん、実はすごい人で、お父さんの曾祖父が あの岩倉具視で、彼女の出生地は千代田区霞が関だということです。
確か、オノ・ヨーコさんも遠い親戚だったと記憶してます。
オノ・ヨーコさんもビートルズのジョン・レノンを虜にしたわけで、クレオパトラ同様エキゾチックな魅力に西洋の男性陣は弱いのかもしれませんね。
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