●前回の話 ペルー人の中古エアコン屋【2】
それから数日後、
ある人から電話が掛かってきた…
ある人とは…
伝説の中華ママ(古くからの読者なら知ってる)…
ではなく、
その退去後に、入ったテナントの美人系ママ(仮名)
※年齢は中華ママの半分の30才
美人系ママ「エアコンが効かない、なんとかして~」
「アイアイサー、何とかしましょ」
美人系ママ「ホント、やってくれる?」
「もちろん!すぐ対応しまっせ~」
美人系ママ「大家さん、ス、テ、キ」
「へっへっへ~」
実は、店のエアコンはガス屋の貸与品、だからタダで修理してくれるか、直らなければ新品交換してくれる
さっそく店に状況確認に行った。
しかし、ママが効かないと言ってたのは厨房のエアコンだった。このエアコンは、店舗ビルを買った時の残置物。よって、貸与品じゃないから、ガス屋に全てお任せの無料対応はできない
どーしよー
ママには対処するって、大見え切ってしまったしなぁ…
あまり気乗りしなかったが、ペルー人の中古エアコン屋に来てもらった。
ペルー人「ここはスナックだネ」
「うん」
ペルー人「営業時間、何時から」
「18時~23時」
コイツが何でそんな事を聞くのか気にはなったが…
「とにかく、厨房のエアコン見てちょ」
ペルー人「これは完全に基盤がいかれてるから修理は無理、交換しかないよ」
「値段いくら?」
ペルー人「工賃込みで4万円」
「この前5台で135,000円だっただろ? 1台27,000円になるけど」
ペルー人「まとめての商談だから安くした。1台だとその値段」
「いつ交換できる」
ペルー人「最短なら明日」
「じゃ、明日おねげーしやす」
ペルー人「ただし…」
ヤツは、ある条件を付けた…
その条件には悪意が含まれていた
…続く
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