●前回の話 市役所からの来訪者【2】
K係長「受益者負担金は、146,000円です」
役人は、てめーがゼニ出す訳じゃないから、いとも簡単に言う
だが、このゼニは大した事ない。
「公共マスまでの工事は市の負担ですよね」
K係長「はい、しかし公共マスから宅内までの工事代はそちらの負担になります」
これが、問題だ!
以前、隣のK市で見積もり取った時、170万円の金額が出た。
公共マスからたった5mで、この値段だ。おそらく今回はもっと高額だろう。
「補助金ないの?」
K係長「ありません」
ここで変化球を投げてみる
「単独浄化槽を合併浄化槽にする場合、補助金ありますよね?」
K係長「…はい、確かに…」
「市としては下水にしたいんじゃないの? なんで浄化槽のバージョンアップに金出して下水化は出さない訳?」
K係長「私には何とも…」
ま、役人と言ってもしょせん係長、ウラの事情は知らないだろう(俺は知ってるけどな)
次第に、話は核心にせまる。
ヤツは、水道業者の名簿を出して来た。
K係長「工事業者は、この中から選んでいただきます」
見ると、超~ボッタクリ業者のオンパレード
静岡は元々ボッタクリの街だが、その中でもピカイチ高い業者ばかりだ。
おそらく工事代は300万を超えるだろう
…で、その何%かは市にバックされる…かもしれない
「うちで親しくしてる水道業者いるんですけど名簿に入ってないんですが、ダメですか?」
K係長「ダメです、市が認定した業者しか認めません」
(バックくれないからネ)
そして、
ずっと気になっていたある事を聞いた。
一瞬、彼はフリーズした
…続く
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