高齢になった犬ちゃんは、心臓病になってしまうことがあります。
その中でも僧帽弁閉鎖不全症という病気がとても多いです
この病気は、最終的に呼吸困難を起こして亡くなってしまうという、とても恐ろしいものです。
また、そこに至るまでに頑固な咳が出てそれが増えて行ったり、散歩に行くのが辛くなってしまったりと、辛い症状が出てしまうのも厄介なところです。
多くの場合は、心臓の負担を減らしたり機能を手助けするような内服薬で、ある程度の状態を維持できます。
それでも治りはしないので、症状が出てしまったり進行を止められないこともあります。
そこで、手術で治すという方法が考案されました。
最近ではそれができる施設が増えてきています。
また、以前よりも成功率がどんどん上がってきています。
日本のある動物病院には、海外から手術を受けにくる患者さんも増えていると聞きます
僧帽弁閉鎖不全症で困っている犬ちゃんは、手術を検討してみてもよいでしょうね