ボンソクの母親イ・ミヒョンと
父親のキム・ドゥシクの出会いから
恋愛までが、あまりに素敵で
ぜひ、書きたいと思い
もう一度、1~9話まで観ました。
一度に書くと長くなりそうなので
まずは息子のキム・ボンソクと
チャン・ヒスの可愛い恋を
書きますね。
ボンソクは、バスの中から
凄い速さで走るヒスを見て
気になった。
そして乗り換えのバスで
ヒスのバス代が残高不足で
ボンソクが
出してあげた。
ボンソクは、バスの中のヒスを見て
感情が動いて、浮かびそうで
円周率を必死に唱えるボンソクだった。
ヒスは担任のイルファンから
進路で、体育学部に入ると
全てが免除されると言われて
父親のことも考えて、迷っていた。
教室でヒスが気になって見ると
また、浮きそうになって、円周率を..
机を掴んで、一生懸命
感情を押さえていた。
不思議そうに、ボンソクを見るヒス。
イルファンから、学級委員長の
イ・ガンフンにヒスを見つけたと。
仲良くしろと言った。
2003年12月
ミヒョンは大きくなっても
ボンソクをおんぶしていた。
食堂へ入って”南山とんかつ”を
食べながら
「ボンソク、お母さん辛いの」
と泣くミヒョン
本当に辛そうで
心にすごく残っています。
精肉店のおばさんに
「おんぶするには大きくない?
その子、障害でもあるの?」と
言われてムキになるミヒョンでした。
ちょうど、その時、息子が帰って来て..
息子は障害だった。
そして、息子と普通に付き合う
おばさんがいた。
おばさんは「子供だけじゃない。
母親も辛い。
手放せば、互いに楽だろうに。
ある程度、成長したら
手放してこそ、子供も育つもんだ」と。
ミヒョンは、大きなビニールハウスの
ような所を買って
ボンソクが普通に歩けるように
両足に重りをつけ、歩く練習をした。
”母さんが笑うといい気分になった
抱きしめられるとうれしかった”
ボンソク
2007年、ミヒョンは食堂を始めた。
イナズママンがヒーローの頃
ボンソクもヒーローになりたくて
重りを外して
皆の前で空を飛んだ。
でも飛びたい友達は
無理をして、上から落ちて
大怪我をした。
「何でダメなの?
超能力があるのに」とボンソク
「それが何だというの
本当に大事なのは共感力よ
気持ちを傷つけるなんて英雄じゃない
ヒーロー?違う」と母親に怒られた。
ボンソクは、雨の中を泣き続けて
空に上がって行って
やっと、一本のひもをお母さんが
しっかりとつかんで
「母さんを見て
ここにいるから」
何とか降りて来た
ボンソクを抱きしめて
「もう大丈夫よ」
「母さん」
「ごめんね。母さんが悪かった」
正論だけど、子供にとって
きつい言葉だったと思う。
高校生のボンソクはバスの乗り口で
立ち止まってます。
「考えことか?乗らないの?」チョン・ゲド
ボンソクは、黄色い雨合羽を着て
走って行くヒスをバスの中から見た。
ヒスは、家からずっと走って来たので
汗臭くて、ボンソクの校内着を借りた。
校内着に刺繍した文字は何?と
聞いて来たヒス。
「ああ、僕の名前だよ」
「名前はKBS?」ヒス
「違うよ。僕の名前は..
キム・ボンソク」と自己紹介を。
「キム・ボンソク」と名前を呼ぶヒス
「子供に相談されないと
親は寂しいらしい。
君もお父さんのことを応援したいと
思うだろ」とのボンソクの言葉で
ヒスは、父親に体育学部に
行きたいことを相談した。
体育の先生が、学校で指導して
くれるから、塾代は不要だと言った。
それから毎日ヒスはバスに乗らずに
学校まで走り続けた。
それをバスの中から応援するボンソク
夜のグランドは暗くて見えないという言葉が
聞こえたボンソクは
学校中の電気をオンにして..
明るくなったので、走りやすくなったヒス
「ヒス」と呼ぶボンソク
「まだ、いたの?」ヒス
「応援するよ」
「何を?」ヒス
「ヒス ファイト」とボンソク
担任のイルファンから
講堂の換気扇を回すように
言われて、回し始めた時
ヒスが来て、着替えをしだしたので
出るに出られず、ヒスの練習を見ていた。
垂直跳びをしたとき
着地で足がよろけて..
そこへボンソクが入って来て
心配で、飛んでそばにやって来た。
それをガンフンは見てしまった。
「大丈夫?」ボンソク
「私はケガしないから大丈夫よ」とヒス
腹筋をするのに、ヒスに頼まれて
足を押さえる羽目になったボンソク
でも、好きなヒスが目の前に
何度も来るもんだから
感情が抑えられなくて
やっぱり飛んでしまったボンソク
ヒスは、まだよく分からなかった。
ヒスが奢るからとコンビニへ行った2人
ヒスが運動靴を忘れたと言ったので
ボンソクは取ってくると学校へ。
後から、ヒスは不思議な現象を
見たので、後をつけた。
途中で、ボンソクの
靴の足跡が消えた。
「ボンソク!いないの」と叫ぶヒス
「何?来たんだね」ボンソク
「飛ぶわけない」ボンソク
「でもそう見えたの
なら腹筋を手伝ってくれた時
呟いたのは何?」ヒス
「円周率だ」ボンソク
「なぜ、暗唱を?」
「癖みたいなものだ」とボンソク
昨日貼ってあげた絆創膏がはがれてると
手をおくヒスに感じたボンスクは。。
ボンソクが上に飛び上がって
降りて来れないのだ。
「ウソ、体が浮くの?」ヒス
ヒスは自分はケガをしないからと
ボンソクめがけて飛んで行って
押さえて、降りられた。
カバンを背負って落ち着いたボンソク
だったが、まだ浮いていた。
「君が抱きしめるからだ。放して」ボンソク
ヒスは、ボンソクを支えて
ボンソクの家までやって来た。
「ボンソクの友達です」と母親のミヒョンに
挨拶をしたヒス
ヒスはボンソクの飛べるのが
羨ましくて、秘訣を知りたかった。
「秘訣じゃなくて、秘密だね」ボンソク
「自分ではコントロール出来ない?」ヒス
「よく分からないけど、感情に左右される。
落ち着くと落ちて、浮かれると体も浮く。
最近まで唱えなくてよかった」とボンソク
「”最近まで唱えなくてよかった”」ヒス
「どうして、じっと見るの?」ボンソク
「私に浮かれた?
今の話って告白?
私が好き?」ヒス
天井に飛んで行ったボンソクだった。
「初めてバレたんだ。
君が驚かないことに驚いた」ボンソク
「驚いたよ。驚かないはずがない。
世の中にはいろんな人がいるし
あんたや私のような人もいる。
秘密は守るね」ヒス
「ありがとう。君は守ってくれそう
変な僕を見ても、驚かなかったから」
「変って?
違うだけでしょ」ヒス
「違う?変じゃなくて?」ボンソク
「何が変なの?
特別なんだよ。
あんたは、変じゃない
少し違ってて、特別なだけ」ヒス
年を重ねても、頭を柔らかく
常識に偏らず、広い心でいたいと
思います。このセリフ、とても素敵です
ミヒョンは、聴力がずば抜けていたから
2人の会話を聞いてました。
「口から出る言葉がすべてじゃない
行動から感じ取らなきゃ
バスが出てから、手を振っても無駄よ」
とアドバイスするミヒョン
「母さん、レインコート
行っちゃう!早く」ボンソク
黄色の雨合羽を着て
雨の中を、足の重りを取って
「待ってろよ」と走った。
「カッコいい」ヒス
時々、浮かんで前へと進むボンソク
「送るよ」と
ヒスの前に立つボンソク
「どうして?」ヒス
「だって送りたいから」ボンソク
「そう」と言って喜ぶヒス
土曜日もボンソクは学校へ行って
講堂へ..
髪形を七三分けにしたら
ヒスに、ちょっと違うと思うと
言われるボンソク
「互いの秘密を知ってれば
相手の秘密を守れる」ヒス
「君にもあるの?」ボンソク
「不良17人と私で戦った。
私は無傷で、全員に大ケガさせて
父さんは治療費や示談金で
全財産を使い果たした。
結局、私は退学になった」ヒス
「あなたは空を飛べる。
2人だけの秘密よ」ヒス
ヒスは自動車事故で
ヒスは生きて、母さんは死んだ。
父は何かに追われるように
転居を繰り返していた。
父はヒスの大学進学のために
定住を決意して
家も買った。
父は炭鉱マンとして、定職に就いた。
転校性で裕福な家の娘の
シン・ヘウォンが
さっそく不良の目につけられた。
全員見ぬふりをしてる。
ヒスは先生にいじめがあると言ったが
不良に警告を与えただけだった。
ヒスはついに「高3が何よ。
ちょっと、表へ」と不良達に言った。
17対1でケンカが始まった。
殴られ続けたが、殴られても
再生していくので、ケガはなく
最後に、不良の彼氏の足元に
大きな石をぶっつけた。
私は加害者と見なされた。
父は保護者達を訪れて
高額な示談金を払い
事件化を防いだ。
「父さん、私の体質を
知っていた?」ヒス
「いいや、疑ってはいたが
初めて確信した」ジュウォン
「これは何なの?」ヒス
「俺の遺伝だ」ジュウォン
「ヒス、食事を」と笑顔で言うボンソク
ヒスも笑顔で「もう、そんな時間?」
2人の笑顔、可愛い
高校生たちのほのぼのとしたシーン
のあとに,、フランクが現れると
突然、ハードなシーンが
繰り広げられて、
アクションが凄かった
暗号名”チンチョン” ”ポンピョン”
”ナジュ”の3人は元工作員。
フランクには再生能力があった。
フランクはCIAの清掃人だった。
ナジュがフランクに殺されて
亡くなる前「あなたは半端者だね。
クリョンポに殺されるはず」と言って
死んでいった。
”クリョンポ”とはヒスの父ジュウォンだった。
”ポンピョン”はバスの運転手のゲドの
父親だった。
電気マンだった。
コードネームはフランク
背中に"F"が彫られていた。
CIAへ連れて行かれ
その後、全記録が削除された。
チョン・ゲドは担任のイルファンから
体育学部は無理だと言われた。
「放送芸能科だ」とイルファン
ゲドは、イナズママンの決めポーズで
本当に電気を起こして
イナズママンになった。
”イナズママン”は子供たちの
ヒーローだった。
人気者になったのですが
手袋に穴があいてしまい
静電気が漏れてしまい
停電になり、クビになってしまった。
そして、母も亡くなってしまった。
たまたま、バスが故障して
バッテリーを繋ぐ救援車を送ってくれと
電話してる人を見つけて
「イナズマパワー!と、バッテリーに
手を置くと、電気を発して」と。
エンジンがかかったと言って喜んだ。
それがきっかけで、バスの運転手に
採用されたゲド。
父のチョン・ヨンソクも
フランクに殺された。
ボンソクはヒス応援歌リストを
集めたと
「ううん、いい感じ」ヒス
2人は目が合うと、また浮き上がりそうで
とっさにヒスもカバンをかけてあげた。
ボンソクはスマホを置いて
自習の後、取りに来ると言って
出て行った。
ついに”イ・ミヒョンを消せ”との命令が
フランクに来た。
ヒスからスマホの充電が切れたと。
「母さんから電話が来るかも」と言って
急いで帰って行った。
「ただいま」ガンフン
「ガンフン おかえり
早かったな」イ・ジュマン
「入って夕食を食べな」
「父さん、ごめん」ガンフン
ヒスに自営業だと言っては
いけなかったのだろうか?
ジュウォンはヒスのために
スマートフォンを買ったと。
「持ってないと、父さんが心配なんだ。
常に持ち歩いて、いつどこででも
電話に出ること。
いいな」ジュウォン
不穏な空気を感じたのでしょうね。
国家情報院のミン・ヨンジュンと
アメリカ大使館の参事官(CIA要員)が
話し合っていた。
フランクは”南山トンカツ”にやって来ていた。
ミヒョクは、すぐにあやしいと分かって
”家に帰って来ちゃダメ”とメール
でもボンソクのスマホは
充電切れで繋がらなかった。
ボンソクは家に帰って来た。
「分かりました。保留します」と参事官
「終了だ。保留じゃない」ミン次長
「いらっしゃいませ」と息子と分かっても
危険なので、お客様のフリをしたミヒョン
フランクに、ここは君の家かと聞かれて
「ええ」と答えてしまうボンソク
ミヒョンはピストルを身につけて..。
ちょうど、その時”保留”とのメールで
命は繋がったのだ。
”任務は終了?”と参事官へメール
”次は8だ”と、保留ではなかった。
ジュウォンが8だった。
ゲドは”FE急便”を見つけたので
バスの乗客を降ろして
その車を追っかけた。
「どうして、父さんを殺した。
このクソ野郎!」ゲド
結局、フランクに殺されてしまったゲド
その後、配達中のジュウォンを
見つけ、何度も車で
踏みつけて潰した。
そして”任務終了”とメールした
フランク
しかし、ジュウォンは再生能力が
あるので、無傷になって
フランクの前に現れた。
「これは全部
お前がやったのか?」ジュウォン
「まだ途中だ」フランク
「子供はーー
チョンウォン高校の生徒か?」フランク
ジュウォンはフランクを死ぬまで
何度も格闘して、血だらけに。
自分たちのファイルを燃やして
車ごと燃やした。車の中にフランクが..。
あれから、ミヒョンからは
夜間自習はしなくて
まっすぐに、帰って来いと。
試験の前の日
ヒスから”何してるの?”
のメールが来て喜ぶボンソク
”寝るところ”ボンソク
”明日の試験頑張ってね”
間違ってマークを送ってしまう
ボンソク
”部屋の電気を早く消しなよ”ヒス
”待って”
ボンソクは近くにいると察し
窓を開けて、飛んでヒスの前に
ビックリするヒス
「試験する前に、応援したくて..
でも、来ていいものか迷ったんだ」ヒス
「どうして来るの迷ったの?」ボンソク
「集中したくて、私を避けたんじゃ?」
「寂しかったのに、君とは通学路も
違うし、放課後は講堂だろ
母さんは、早く帰れと言うし
君は話しかけてくれない」ボンソク
「そうだったのね」ヒス
ヒスは近くの重い石を
ボンソクの上にあげて
「会いたかった」ヒス
「僕も会いた..」
終わらないうちに
「雪だ。
ボンソク雪だよ」
雪に喜ぶヒスとボンソクだった。
ヒスは今から言う言葉が
きっと、感情が動くと思って
重い石を置いたりして
ボンソクのこと、思ってくれてるのね。
事故の前の日、垂直跳びの
機材のネジを
ゆるめたようだ。誰だ
当日、垂直跳びをするたびに
ネジが1つずつ落ちてきて
急に機材が外れて、ヒスへ向かって
落ちて来たのだ。
その時、尋常でない速さで
ガンフンが、そこからヒスを助けたのだ。
ボンソクも助けようと、飛ぼうとしたが
両足の重りのせいで
飛ぶことが出来なかった。
大事な人を守ることの出来なかった
事を、とても悔やんでいた。
助けたシーンの動画は生徒によって
SNSに上げられて
世界中に広まった。
「我々の計画が、表に漏れたんだぞ」と
怒るミン次長だった。
ボンソクは、すぐに飛べるように
重りはつけないで、練習を始めた。
まだ、コントロールは出来ないが
飛ぶことは出来た。
「何してるの?」ミヒョン
「運動だよ」ボンソク
「足首のウエイトは?」ミヒョン
「もう重りはつけない」
ミヒョンに理由を聞かれ
初めてお母さんに反発するボンソク
「僕が子供の頃、母さんが言い続けてた
”やっちゃダメ” ”走ったらダメ”
”飛ばないで” ”じっとしてちょうだい”
いつも僕を縛りつけて
押さえつけた。
本当なら、僕だって..
ヒスを助けられた。
なぜ、運動するかって?
ウエイトを外した理由?
僕だって、出来たかもしれないからだ。
僕は飛びたいんだよ」ボンソク
「父さんの二の舞になりたい?」
と言って泣き続けるミヒョンだった
”母さんは僕に父さんの話を
したことがない。
僕も母さんに、夢のことを
話さずにいる”
あの夢は、僕の記憶だ。
「ボンソク」
「ここにいたのか」
「父さん」ボンソク
「よしよし、こんな所で
何してたんだ?
怖かった?
高くてビックリしたよな
おどろいたか
いい子だから泣くな
お前は父さんの自慢だ」
きっと、ドゥシクが生きていたら
飛び方を教えてくれたでしょうね。
大事な人を守りたい気持ちが
これから、もっと積極的な生き方を
していきそうですね。
これが7話までのそれぞれの
家族の物語です。
超能力を持っているからヒーロー
だと言うことではなく
それぞれに悩みや葛藤があり
元工作員の人生も、何かに追われて
いるようでした。
そんな中での親子愛、素敵です
親は子を大事に思い
子供は、その愛にこたえようとします。
父親に負担かけたくなくて
体育学部に行くヒス。
まっすぐで、一生懸命で
ボンソクの超能力を理解してるし
お互いに秘密を共有していた。
ボンソクは、感情が揺れると
浮かび上がろうとすることを
阻止するために、体重を増やし
両足に重りをつけて
生きていた。
友達もいなかったが
転校性のヒスが好きになって
自然に友達になって..
ボンソクの笑顔は、見るたびに
”可愛い”を連発してました。
2人の思いが一致して
いい雰囲気で、応援したくなります
大事なヒスが、危なかった時に
自分は飛べれば助けられたのにと。
その後悔が、ボンソクの成長になって
行くようです。楽しみです
ミヒョン(ハン・ヒョジュ)と
ドゥシク(チョ・インソン)の
極限での大人の恋愛は
また、書きたいと思います。
アクションの凄さ、人間が飛ぶように
見える技術の素晴らしさ
常に緊張感のある中での
人間愛を深く取り上げて
見応えのある、素晴らしいドラマ
になっています。