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こてるNGHの再生-24 主翼 エルロンサーボまわり 小ネタとネコ画像付き

 エルロンサーボまわりの細工をします。

エルロンサーボベッド

 スタント機やアクロ機はエルロンサーボは縦置きが主流のようです。リンケージとかが楽なのはわかりますがサーボがむき出しなのはなんだかなあという感じがするので僕は横置き式にします(エレベーターやラダーのサーボはむき出しなんだけどね)。

 作りかけのエルロンサーボベッドとエルロンサーボを取り付ける主翼側の台の材料です。新機軸?としてアイスの棒を多用することにします。


 エルロンサーボベッド(蓋も兼ねる)がはまる四角の穴をプランク済みの面を切開して開けると、僕の場合、形が合わなかったり切り口がボソボソになったりと結構失敗します。
 そこで最近はサーボベッドを囲むようにプランクしています。手間が掛かりますが結構精度が出ます。

 基準になるサーボの前端のプランク材はすでに貼ってあります。サーボベッドの長さに合わせて切り出したプランク材を継ぎ足してサーボベッドの翼端側の端を決め、

 サーボベッドの後端を決めるプランク材を貼ってサーボベッドを囲みました。サーボベッドの横に大きな隙間がありますが切り出しを失敗したのではなくホーンとプッシュロッドを出す穴です。

 サーボベッドを受ける台を翼の内側に仕込んで、サーボベッドをセットしました。サーボベッドが浮いていますが翼型断面に削って主翼の表面になじませるためにわざとやっています。
 四隅の4つの取付け穴のほかに穴が二つ開いていますが、これはサーボの耳をネジ止めしているブロックが板からはがれないように、整形後に竹串を差し込む穴です。以前、ブロックが板からはがれたことがあるので用心に越したことはありません。
 サーボベッドの取付け穴にならって翼側の台に穴を開け、ナットを仕込んで組み立て完了です。

 段々できてきました。

 先代こてるNGHのエルロンサーボベッドとの比較です。同じサーボを使っているのにずいぶんコンパクトで単純な形になっています。
 先代こてるを含め、しばらく前まではヒンジ軸とプッシュロッドが動く軸を直行させるためにサーボを機軸に対して斜めにしましたが、
「F3Aのエルロンサーボは縦置きだよね」
「それだとヒンジの軸にプッシュロッドを直行させてもプッシュロッドとホーンはこじるように動くよね」
「F3Aでもそんな具合ならヒンジの軸とプッシュロッドの軸を直行させる意味はないんじゃないの」
「むしろ横置きにした方が縦置きで直交させるよりこじれは少なくなるんじゃないの」
との思考過程を経てエルロンサーボは機軸に対して平行直角に付けることにしました。おかげで工作が簡単になったしコンパクトにすることもできました。

 リード線を通すパイプも仕込みます。紙を巻くのに使ったアルミパイプを通しているのでカンザシパイプみたいです。アルミパイプを差し込んでいるのは花びら状に切った紙パイプの端をきちんとした真円に貼り付けるためのガイドにするためです。
 表側をプランクしてふさいでしまう前に主翼内の仕掛けがうまくいっているか胴体に付けてチェックしました。

 大丈夫そうです。主翼抜け止めフックもうまい具合です。

プランクの小ネタ

 今回、エルロンまわりのプランクするとき、プランク材を順番に張っていく関係で空間でプランク材を継ぎ合わせなければなりませんでした。
 プランク材を段差を作らないで空間で突き合わせるのはほぼ不可能なのでちょっと工夫します。

 てなことを言っておいて細板を枕材にするだけです。そんなのオレもやってるよという方は多いんじゃないでしょうか。

 裏側はこんな具合になっていて枕材が何かの補強材のように見えます。実際、外から触るとプランク材は継いだ部分では押してもへこみにくくなっています。

ネコにバルサ

 僕がラジコン部屋で作業を始めるとネコは昼寝をしていない限り10分もしないでニャーニャー鳴いて「出て来い」というので仕事になりません。仕方がないので材料と作業道具を居間に持ってきてネコの監視の下で作業しています。


 プランクするときの枕材を切り出しているときにネコが近寄ってきました。

 細いものがピロピロ動いたりカサカサ音を立てるとネコ的には興味をそそられるようです。

 噛んだりパンチしたりしてすぐに折れることが分かると関心を失いました。おもちゃにするには物足りないようです。ただし、バルサ板で爪とぎをされたことがあるのでバルサ板はネコが入らないラジコン部屋で保管しています。

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