以前にも紹介したこの本に↓
「メンタルの問題を、メンタルで処理しようとしてはいけない」とありました。
例えば緊急事態があってパニックになりそうなとき、
まずは(会社であれば)階段を上り下りして身体を使って、心(自律神経)を整え
落ち着きを取り戻してから、緊急事態に対応するのが良いと。
「考え方」でなんとかしようとすると、余計に思考ぐるぐるに陥るということです。
この本は、ポリヴェーガル理論に基づいているわけではないので
「腹側迷走神経(人と心地よくつながるリラックスモード)」のことは書いてありませんが
ポリヴェーガル理論で自分なりに考えてみました。
ポリヴェーガル理論では、リラックスといっても2種類あって、
一人で自分の内にこもり、消化や睡眠を司る
「背側迷走神経」優位のリラックスモードと
他者といて、外界と繋がりながらリラックスできる
「腹側迷走神経」優位のリラックスモードがあります。
意識が内向きになってしまうと、現実を見て
緊急事態に対処することができないのではないかと思います。
だから、声を出してみるとか、頬っぺたをタッピングするとか
また、よくドラマで顔を洗って気持ちを落ち着けるシーンがあるように
顔(腹側迷走神経が集まっている)を動かしたり、刺激したり
「腹側迷走神経」を活性化して落ち着けるようにするのがいいのかなと思います。
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