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次回の家族相談会は1月19日(日)です。
娘と買い物に出かけたときに、お昼ごはんを食べることになりました。
週末のショッピングモールの中にあるレストランは、家族連れでいっぱいで、私たちの隣にも子ども連れの家族が座っていました。
その隣の席をしばらく見ていた娘が、私の方に向き直ったときには、どうしてだか、涙ぐんでいました。
驚く私に、娘は私たち家族が食卓を囲んでいたときのことを思い出したのだ、と教えてくれました。
家族の食卓で娘が座るのは、横並びに座る息子と主人に向き合う席でした。
娘は、目の前の息子と主人の間の、何とも言えない張り詰めた空気が怖くて仕方が無かったのだと言いました。
息子がいろいろと問題を起こすようになると、いつもは寡黙な主人が声を荒らげることがありました。
時には手をあげることも。
娘は何かの拍子に、目の前でそんなことが起こるかも知れないと思うと怖かったのだと言いました。
辛い思いをさせてごめん、と言う私に、娘は、違う、そうじゃないの、と首を降りました。
誰かが悪かったというわけではない、と。
過保護で過干渉な私も、思いを伝えるのが苦手な主人も、問題を起こしてしまう息子も、みんなそれぞれの考えがあったのだから。
私たち家族はそういう個性を持った家族だったのだから、と。
特に息子が家を出るまでの数年間、私たち家族は和気あいあいと過ごしたことはありませんでした。
何とかできないかと思いはしても上手くはいかず、私はそれを主人のせいだと決めつけていました。
自助グループに通うようになってようやく、自分が自分以外の家族の思いをないがしろにして、自分の思いどおりにしようとしていたことに気がつきました。
家族のありのままを受け入れている娘とは大違いでした。
娘は、思い出して涙するほどの辛い思いや葛藤を経て今の考えにたどり着いたのだと思います。
私は、申し訳なく、自分の未熟さを痛感しました。
改めて、自分本位な考えを捨てて、親として、人として、成長したいと、しっかり学んでいきたいと強く思いました。
皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします。
nop
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