前世療法は、
“ただ前世を知りたい”という気持ちだけでも、
受けることで得るものは色々ありますよ、
というお話をしました。
でも何かを、
気づきや癒しを、
得ようとしなくても、得られなかったとしても、
前世を知ること体感すること それだけでも十分なのです。
一つは、
その時には何も分からない、感じなかったとしても、
時がくれば分かる、腑に散るということも大いにあるから。
例えば、前世に出てきた大事な人物に、
数年後に出会うなどということもあります。
それはそのタイミングで、気づけばよいのです。
そして、大事なのは、
前世を知る、体感すること自体が
意義のあることだということ。
そもそも前世療法の始まりは、
催眠状態で前世を見る事で、癒される効果がある
というこが認められたことからです。
その前世が本当かは分かり様がないけれど、
癒されるという事実がある。
ということは、前世療法を受けることで、
少なくとも癒されることは出来るのです。
▷前世療法の歴史からお答えします!浮かんだ前世は自分で作り出したものなのか?本当なのか?
さらに言えるのは、
前世療法で、
その時代を生きた、ある人物(自分)の人生を体感することは、
どんな物語を読むよりも、
映画を見るよりも、
誰かから話を聞くよりも、
リアルにその時代を体感できるということです。
前世療法で出てくる時代は、様々です。
一つ前の前世であれば、
日本でいえば昭和や大正時代ということもあります。
中世ころの場合もあれば、古代の時代、
もっと前、原始時代のような時代の場合もあります。
その人生がいい人生、悪い人生
幸せか不幸かというのは一概には言えませんが、
少なくとも、現代から見ると、
生きにくい、大変、
といえるような時代の方が多いのではないかと思います。
戦争や争いがあり、
自分を含め、家族や友人の死というものが身近にあったり、
不自由や身分などの「差」が顕著であったり、
今からすれば大変と思える時代を
たくましく生きた人生
(あるいは途中で終えてしまった人生)を、体感できるということは、
それだけで意味のある時間です。
私もセラピストとして、
クライアント様の前世の人生に寄り添うことで、
たくさんの時代のたくさんの人生を
垣間見させてもらっていますが、
時には涙してしまうこと、
胸が苦しくなること、
心打たれることもあります。
どんな想いでその時を生きたのか…
それをただただ感じるだけで、
今の自分の人生、在り方、価値観も考え方も、
自然に変わっていくのではないか、そんな気がします。
「前世療法」を
癒しとしての一つのツールとして
体験してみてくださいね
love,peace&hope