我が家のお正月は大晦日から始まります。
おせち料理って、ふつうは元旦に食べるものだと思うのだけど、
日付が変わる頃、年越しそばを食べます。
これは子供の頃からでした。
お酒が好きな家族だったので、おせちをつまみにして酒を飲み、
〆のそばを食べるという流れ。
元旦の朝は実家では詰めなおしたお重と、お屠蘇、お雑煮をいただき、
子供の頃はお年玉をもらって喜んでいたものです。
結婚してからもそういう流れが当然と思っていたら、夫に驚かれました。
しかし酒好きなので、やはりこっちの方がいいなってことで、ずっとこのスタイル。
元旦の朝はお雑煮(私は餅が苦手なので餅抜きのただのスープ)、お重に詰めなおしたおせち、日本酒。
東京出身なので、おすまし汁に鶏肉、大根、ニンジンなどが入ったお雑煮です。
お重は大晦日の晩にいったん空になるので、
ホテルやレストランなどから「おせち」を買うということはできないのです。
スーパーで買ったもの、自分で作ったものをお重に詰めるという方式。
中身もほぼ酒のつまみや珍味。
私は甘いもの苦手だけど、夫は栗きんとん、伊達巻、黒豆は酒のつまみになるそう。
要は「おつまみセット」をお重に詰めるという感じ。
早期退職するまではお正月をニセコやルスツのスキー場で迎えることもあったので、
千歳空港で買い込んだ海産物系のおつまみ(佐藤水産がお気に入り)や
道産チーズ、ワインなどを部屋で食べながら紅白歌合戦を観ていました。
紅白歌合戦・・・よく知らない曲や歌手もいるけど、それなりに楽しい。
最近の曲は歌詞がよく聞き取れなかったり、意味が分からないのが多い気がします。
昭和の歌謡曲の方が、じーんと沁みる歌詞が多かったな~
メロディもシンプルで覚えやすく、口ずさみやすかった。
と感じるのは年とったせいかな?
昨年のお正月は能登の地震や羽田の事故、びっくりなことが起こりましたが、
2025年は穏やかな年でありますように。