ローマの休日&ゆったりのポイント〜シニア夫婦の海外旅行
Uターン主婦のネロリです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
昨日は、またまたダウンしてしまいました。
暑さのせいなのか、まだ旅行の疲れが取れていないのでしょうか。
頭痛や吐き気がし、お腹の調子も悪く、久しぶりに1日ベッドで過ごしました。
体調が戻るまで、なるべくゆっくり過ごすことにしようと思います。
これまで、国内旅行から帰ってから体調を崩すことは、あまりなかったように思います。
それもあって、帰国後のスケジュールも、深く考えずに予定を入れていました。
旅行から帰国後、すでに歯科の定期健診を延期、絵付けのレッスンもお休みしました。
30分フィットネスも、ほとんど行けていません。
来月、またプチ旅行の予定なので、それまでに体調を整えておかなければ。
今回、海外旅行がいかに体の負担になるか、しみじみ感じました。
高齢なのはもちろんですが、旅慣れていないということもあるでしょう。
母の反応
わたしの母は、50代から70代半ばまで、年に1〜2回ほど海外に行っていました。
20カ国以上は行ったのではないでしょうか。
でも、帰国後にダウンしたということはありませんでした。
そんな母を間近で見ていたので、こんなに大変とは思ってもみませんでした。
単に母が強健だったのと、旅慣れていたのでしょうね。すごいわ・・・。
今は、特養で静かに過ごしている母ですが、転勤人生も含めて
あれだけアクティブな人生を送ったのだから、後悔はないのではないでしょうか。
先日、母の面会に行った時に、イタリアでの写真を見せたら、
青の洞窟や、ピサの斜塔、コロッセオ、真実の口などの写真を見て「あっ!」という顔をしました。
イタリアは、母の初めてのヨーロッパだったので、印象深かったのかもしれませんね。
「お母さんも行ったところよね、覚えてる?」と聞いたら、にっこり笑いました。
青の洞窟に入る時のミイラのポーズを再現したら、うんうん頷きながら笑っていました。
最近は、何を言ってもあまり反応のない母なので、とてもうれしかったです。
母を置いて旅行に行くことを、少し心苦しく思ったりもしましたが、
「子どもたちが元気で幸せに暮らしているのが、一番うれしいのよ」
と言っていた母の言葉を思い出し、母のためにも楽しく暮らそうと思います。
ローマの休日
さて、イタリア旅行記の続きです。
ポンペイ観光後は、ローマに向かいます。距離にして250キロ、バスで約3時間。
高速道路を通るので、田園風景の中のドライブです。
本当なら、こういう時にゆっくり寝ていればよいのでしょうけれど、
何しろ初めてのイタリアなので、何を見ても面白くて興味深いのです。
「やっぱり日本とは違う」「あ、日本に似てる」など、全然退屈しませんでした。
そして、いよいよイタリアの首都、ローマへ。
やっぱりナポリより都会な感じ。古い街なので、道も狭いです。
有名な観光スポット「トレビの泉」。人が多すぎて泉はうまく撮れず・・・。
でも、ちゃんと後ろ向きでコインは投げてきましたよ!
外国人同士でも、場所を譲り合って写真を撮っていたのが印象的。
離れるとこんな感じ。泉は、階段を降りたところにあります。
「無原罪懐胎の柱」
「スペイン広場」でパチリ。
ツアー人数8名に、添乗員さんと現地ガイドさんがついているので
観光スポットに行くたびに「お撮りしますよ」と写真を撮ってくれます。
ここも観光客が大勢。
フリータイムに上まで上ってみました。丸くせり出している部分までいけます。
一番上は道路みたいな感じ。移民風の物売りが声をかけてきますが、Noと断ります。
スペイン広場やトレビの泉あたりは、東京で言えばハチ公前広場みたいな感じなのでしょうか。
あのくらいの人混みを想像していたので「思っていたよりは人が多くない」と感じました。
東京は本当に人が多いですね。
そして、日本にいる時は「日本人は秩序を守る」と思っていました。
もちろんそうなのですが、ローマで見かけた外国人観光客もみんな秩序を守っていていました。
お店でもきちんと並んでいたし、写真も場所を譲り合って撮っていました。
が・・・、
一部の北東アジア人観光客が、良い場所を独り占めして写真を撮りまくっているのを時々見かけました。
主に若いカップルで、女の子はバッチリメイクして、ファッションも決め決め。
ボーズを取って彼氏に撮らせては、写真を確認し、気に入らないと何回もやり直し。
他の観光客はラフな格好が多いので、余計に目立ちます。
日本人ではないことだけはわかるのですが、同じ北東アジア人として、
お上りさんっぽい自己中な態度が、ちょっと恥ずかしかったです。
まあ、若いし、自分たちの世界に入り込んでいるから、仕方ないのかな。
アジア人以外が圧倒的に多いから、アジア人は目立つんですよね。
そして、ここローマでもまたジェラートを食べました。
現地在住の日本人ガイドさんおすすめのお店です。
もちろん美味しかったし、トイレも借りられてよかった。
イタリアでは、ガイドの資格を持っていないと、ガイドとして活動できません。
なので、添乗員がガイドを兼ねることは絶対に禁止。
破ると、ものすごく高額な罰金を取られるそうです。
観光地に行くと、よく現地の警官が数名立っているのですが、
治安維持というよりは、違法ガイドがいないかチェックしているのだそうです。
ローマのホテル
今夜からはローマに2泊です。
ローマの中心部からは少し離れたマリオットホテル。
ナポリのこじんまりしたホテルと違い、めちゃくちゃ巨大!
今回のツアーで唯一の、ツアー会社のランクで「デラックスホテル」。
宿泊したすべてのホテルが、イタリア国内での「四つ星」でしたが、四つ星と言ってもかなりの差がありました。
やはりここが一番豪華で部屋も広かったです。
部屋に湯沸かしポットや、コーヒー&紅茶なども置いてあり、設備は日本の良いホテルとほぼ同じ。
アメニティーもまあまあ整っていましたが、イタリアはどこも歯ブラシやパジャマはありません。
ヨーロッパはどこもみんなそうなのかな。
個室シャワー&トイレと、バスルームが分かれていました。なんて贅沢。
ジミ夫がシャワーで洗っている間に、わたしがバスタブにお湯を溜め、
ジミ夫がバスタブに移動したら、わたしがシャワーを使って、バスタブにという感じでした。
洗面台も2つあるので、朝も夫婦別々にゆったり使えました。
ホテルの部屋からの風景。かなり郊外。
空港に近いらしく、パイロットやCAさんが泊まっていました。
高速道路を降りてすぐのところでした。
ゆったりツアーは助かる
今回のゆったり旅、まあまあ忙しかったので、どこがゆったりなのかなと思ったら、
色々あるようでした。
まずは、連泊が多いということ。このツアーを選んだの理由が、連泊が多いからでした。
毎日泊まるホテルが違うということは、移動も多いということ。
なるべくゆっくり観光したかったので、連泊の多いツアーを選びました。
ホテルの立地も大切とわかりました。
青の洞窟観光では、待ち時間を減らすために、通常ツアーよりも港に近いホテルに泊まり、
朝の渋滞を避けて早く現地に着けるようにしていました。
予定より時間がかかると、午後の行程に支障が出たりするらしいです。
ローマは郊外のホテルでしたが、フィレンツェも街の中心部、
ヴェネチアは本島のサン・マルコ広場のすぐ側と、街歩きにはとても便利な場所でした。
フィレンツェで知り合った日伊ハーフの女性にホテルを聞かれて、
「いい場所ですね。日本のツアーの方は、隣の市に泊まっていることが多いですよ」
と言われ、そうなんだ・・と思いました。
ローマ観光も、中心部は大型バスが入れないので、本来ならかなり歩くのですが、
ミニバスに分乗して中心部まで行き、通常より歩く距離を短くしていました。
お風呂好きのわたし、ホテルの部屋がバスタブ付きかがとても気になっていたのですが、
ヴェネチア以外はすべてバスタブ付きでした。
これも「ゆったり旅」だからのようで、とてもありがたかったです。
こういうことは、現地に行ってみて初めて、助かるなあと感じたことだったので、
次回、ツアーを探す時には、観光スポットへのアクセスなどもよく注意してみようと思いました。
なんて、次回があれば・・・なんですけれどね(笑)。
お金の問題ももちろんありますが、やはり一番はジミ夫の気力と体力。
来年は74歳ですし、それが最後になるのかななんて思います。
若い末妹と行ってもいいなあと思いますが、向こうはまだバリバリの現役だし、
学費のかかる大学生もいるから、難しいでしょうね。
横浜の妹は、メンタル疾患で旅行どころではないし。
やっぱり海外となると夫婦で行くのが、一番気楽かな。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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