ドラマ「下山メシ」第8話 最終回 丹沢・弘法山
ちょっと昔を思い出して感動した。
さて昨夜、ドラマ「下山メシ」は第7話、第8話と2回を連続してやり、
最終回を迎えた。
最後は丹沢の弘法山だった。
低山(1200~1500m級)ながら急峻な山々が多くて有名な丹沢山地だが、
弘法山はちょっと外れた所にある標高が235mの超低山だ。
私は行った事はないが、関東ふれあいの道にも通じていて、
番組でも魅力的な山歩きが出来る道として紹介されていた。
相変らず登山は番組の主旨から言っても添え物ではあったが。(笑)
さて、今回の下山メシの最終回は個人的にかなりキた。
まだ20歳くらいの頃から、
何故か私は丹沢登山に一時期凝っていた。
バカ尾根を中心とした表丹沢の面白さに惹かれていた。
しかし恐ろしく過酷であり、
当時特に鍛えていなかったので、
若さだけで乗り切っていたようなメチャクチャさ加減だった。
ある日の丹沢表尾根縦走を終えた私。
大倉バス停から小田急線の渋沢駅に出たが、
直ぐには帰らなかった。
疲れ過ぎていたのと、
汗をかき過ぎていたので、
その数駅先の、今回のドラマの舞台となった「鶴巻温泉」で下車し、
温泉に浸かってから帰宅したのである。
物凄く気持ち良かった思い出がある。
何を食べたのかは残念ながら覚えていない。
おそらく当時と今では建物も違っていると思うが、
その鶴巻温泉に主人公の志田未来さんが行ったのである。
現在の鶴巻温泉・弘法の里湯には何と内部に、
おそらくは昔からあったのかも知れないが、
一の屋鶴寿庵と言う和食店があり、
蕎麦が楽しめるようになっていた。
この蕎麦は原作でも取り上げられていた。
さらに季節の「かきフライ」と「うでぴー」なる茹でたピーナツも食べていた。
もちろんビールも。
と思ったら続いて「モーツァルト」なる、
モーツァルトの音楽を聴かせて熟成させたと言う日本酒まで飲んでいた。
次回の丹沢は来年春、いよいよ若い頃からの因縁の場所である、
関東圏の登山者が恐れる「バカ尾根逆走からの主脈縦走」を予定している。
つまり関東の登山では過酷さで超有名な丹沢大倉尾根(通称バカ尾根)の、
登りと下りを一気にヤり、さらに最奥部にある丹沢最高峰の蛭ヶ岳まで行くヤバい縦走コースだ。
これも奥多摩縦走同様、登山再開からのこの3年ほど悩まされているルートだ。
悪天候で阻まれてしまったりしている。
またまた下山後の楽しみが増えてしまった。
主脈縦走からの鶴巻温泉か。
凄く良さそう。
飲むか、モーツァルトを。(笑)
この名前を出されたら当然禁酒は解除する。(爆)
今からとっても楽しみだ。
余談:
丹沢主脈縦走・・・バカ尾根・・・
如何に富士山に3回登頂していようともビビる。
初めての富士登山をした一昨年の8月の前に、
その前哨戦として丹沢表尾根縦走をしている。
正直、1泊2日の吉田ルートからの富士登山よりも、
日帰りの丹沢表尾根縦走の方が疲れた。
帰宅した時、母に、
「アンタ、一体何をして来た?
顔が死人みたいな土気色をしている!!
二度とこんな事をしてはダメだっ!!」
と叱られたほど。
しかし富士登山も疲れたが、帰宅した時は、
「え?頂上に行ったの?」と不思議がられたほど、
顔色は悪くなかったようだ。
その表尾根縦走よりも遥かにヤバい主脈縦走。
昨年はビビッて神奈川県警の山岳救助隊にアドバイスを求めたほどだった。
残念ながら?悪天候により中止となったが、
貴重な意見を頂けたので、それに従い、
フルマラソン能力を再確認した後、来春着手する予定でいる。
さすがに今後の登山はかなりクセモノになるため、
丹沢主脈縦走、富士山最難関御殿場ルート、北アルプス表銀座縦走と続いて行くので、
フルマラソンをしっかり獲ってないと危険極まりない。
42.195kmを走り切れなくなったら上記の登山はもう止めるつもりでいる。