チャプスのオープンファスナーを強く大きく交換 | リペアショップPINO-靴の修理職人ヒロさんのブログ

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靴修理一筋、-1994-創業のリペアショップPINO。乗馬靴の修理が得意ですが、靴ならば、どんな壊れ方でも独自の経験アイデアで「お直し」いたします。
その修理の方法技術などを日記にしてブログアップ。おたのしみに。

2024.11.27 pm

今日もコツコツ靴修理をやってございます。

10日前、宅急便で届いた「乗馬チャプス」のスライドファスナーを取り替える修理作業です。



このチャプス(チョッパーとも云う)は、昨年に一度ファスナーの取り替えをしたのですが、今回も小生に修理ご用命頂いたのです。


お客様は男性のホースライダーさんです。


「もっと強くて丈夫なファスナーで取り付けて!」

とのご要望でした。


小生、乗馬用長靴やチョッパーなどは基本 YKK8番コイルファスナーを使いますが、お客様には物足りない様です。


で、それに対応するため急ぎメーカーさんに10番オープンファスナーをオーダーしました。


メーカーさんは直ぐに対応してくれて、昨日11/26に入荷、ありがとう。

そして早速のミシン掛けです。



チャプスは、昔風に云うと「脚絆(きゃはん)」です。

江戸時代の旅人の脚に巻いていたアレと同じ機能だと思います、小生は。


技術的には大して難度は高くは有りませんが、

オープンファスナーの取り付けは、ファスナーを閉じたときの左右のズレがない様に注意すること。

でしょうか。


ミシン掛けを完了、仕上げも良好です。






お客様の「物足りなさ」を解消出来ますかどうか、

小生まるでテストを受ける生徒の様な気持ちです。



「よっしゃ、できたど!」


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