そして、温泉。

そして、温泉。

今までに訪れた全国各地の魅力ある温泉のことを記していこうと思います。      時々、マラソンのことも。

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明礬温泉 みょうばん湯の里(大分県)前編

今回の温泉は2022年に訪れた大分県別府市日帰り温泉施設「明礬温泉 みょうばん湯の里」です。

みょうばん湯の里HPより

全国一の湧出量を誇る温泉の街・別府の中でも特に濃厚な温泉が楽しめる明礬温泉エリアの中にある「明礬温泉 みょうばん湯の里」は温泉だけでなく観光・食事・ショッピング等も楽しめ、まさしく明礬エリアの観光拠点と言えます。

 

地獄のような風景

別府駅からバスで約30分。バスを降りると、風景が一変します。至る所から湯煙が立ち上っていて、さながら「地獄」のようです。

バス停から徒歩数分で「明礬温泉 みょうばん湯の里」へ。

みょうばん湯の里HPより

敷地の入ってすぐの場所には3階建ての建物があり、1階にはお土産物などが販売されている売店、2階は団体客専用のレストラン、3階には展望・喫茶レストランがあります。

みょうばん湯の里HPより

その建物前には温泉の噴気で蒸しあげた「たまご」や「お饅頭」などが食べられる「温泉蒸し 湯庵」や大分の銘酒が楽しめる「ともゑや」などのお店があります。

敷地内を進むと、竪穴式住居のような茅葺屋根の建物がたくさん見えてきます。

 

湯の花小屋

ずらりと立ち並ぶ竪穴式住居のような茅葺屋根の小屋は、「湯の花」を製造する「湯の花小屋」です。

小屋の中では江戸時代から続く「湯の花製造技術」で「湯の花」が作られる工程を無料で自由に見学することができます。

この「湯の花製造技術」は、湯の花小屋という特殊な製造施設を造り、その内部で温泉の噴気と青粘土を利用して結晶化させ、湯の花を作り出す技術のことです。

全国の温泉地にある湯の花は、多くが温泉の沈殿物を採取したり硫黄の塊を粉末にしたものですが、「明礬温泉の湯の花」は小屋方式で製造する世界唯一の技術で、平成18年に国の「重要無形民俗文化財」に指定されています。

 

「湯の花小屋」のさらに奥に進むと、再び茅葺屋根の建物が出てきます。

この建物は貸切で温泉が楽しめる家族湯で4棟並んでいます。

 

家族湯

みょうばん湯の里HPより

湯の花小屋を模した建物にはそれぞれ由布・鶴見・高崎・扇山と別府の山の名前が付けられ、1棟1時間を貸し切りで利用できます。

家族湯の受付は入り口付近にあった建物の1階にある売店で行います。

事前の予約は出来ず、利用当日の順番制となっています。

みょうばん湯の里HPより

入浴料:1棟1時間2000円~2500円

営業時間:平日 10時~18時(受付17時まで)

     土日祝10時~19時(受付18時まで)

定休日:年中無休

今回は利用しなかったので、そのままスルーして、さらに奥に進むと、日帰り温泉施設の駐車場が出てきます。さらに階段を上がると温泉施設が見えてきます。

いよいよ温泉へ。

後編へ続く。

 

後編の記事はこちら。

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交通アクセス

🚃JR別府駅からバスで約30分

🚙大分自動車道・別府ICから約10分

🅿80台(無料)

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