おにぎりと富士見の旅part13

~榛名山をドライブしてみた!~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももた『おいらにゃあ、クリスマスなんざぁ関係ねぇぜ』」

 

 …というわけで。

 

 今日がクリスマスだとかどうとか関係なく。

 

 日向ぼっこでうたた寝かましてるももた君です。

 

窓の外、日当たりのいいとこで

ただ今絶賛うたた寝中…

 

「なぁんか用ですかぁ~??」

(写真撮ったんならモデル料寄こせ!)

 

 あとでいつもより多めにおやつあげるけんねっ。

 

 ちゃんちゃん。

 

 

 

 閑話休題。

 

 旅行3日目、午前11時半。

 

 群馬県渋川市の伊香保温泉から榛名山(はるなさん)方面に向かうことにする。

 

 なんと言うか、とっても天気がいいからだ。

 

 ちょうどお昼時でもあるんで、榛名山と榛名湖が見える公園でお昼ご飯にしようっていう考え。

 

 我ながら旅行のプランと天気がバッチリかみ合ってる感じで。

 

 すこぶるいい気分。

 

 ちなみに天気が悪い場合には、ガラス工芸美術館だのおもちゃと人形自動車博物館だの卯三郎こけしだの耳飾り館だの、事前にたっくさんピックアップしておいた場所を。

 

 回れるだけ回り倒してやろうと考えていた。

 

 旅読はミュージアム関係が大好きなので、それもまたヨシ…ではあったのだ。

 

 まあその場合には入館料とかその分お金もかかるけど。

 

 …行先を県立榛名公園観光案内所前駐車場に定め、さっそく出発。

 

 およそ11.5㎞、車でざっと25分。

 

 だいたい伊香保温泉のあるところ自体がおおまかに榛名山の山すそって感じなのでほんのすぐそば、と言っていい。

 

 伊香保温泉の一番はじっこの駐車場を過ぎれば道はすぐに山の中へ。

 

 そこから7㎞ほどのくねくね区間を通り抜ければ。

 

 「イニシャルDスタート地点」なんていうところからは視界も開け、道もまっすぐになって来る。

 

 目的地まではさながら高原の道っていう感じだ。

 

 途中メロディーライン舗装になってる区間があるんだが。

 

 流れる曲は「静かな湖畔」。

 

 ♪しっずかなこっはんのもっりのかげっからっ♪ってやつだ。

 

 500m手前から予告の看板が現れ、300m手前では「時速50㎞走行!!」とくぎを刺され、同様の看板がもう1回ダメ押しのように出て来てから。

 

 ようやく「はじまり」の看板が出現。

 

 まあ懇切丁寧な説明ってことになるんだろうが、気の短いうちの妻などは数回「まだなん?まだなん?」と言っていた。

 

風の音ばかりでスマソ

無料版アプリを使ってるんで

ロゴが貼り付けられててスマソ

 

 群馬県内にはここを含めなんと10か所ものメロディーラインがあるらしい。

 

 愛媛県なんか佐田岬のとこにしかないもんなぁ。

 

 いずれ草津温泉の方に行くことがあったら「草津よいとこぉ~一度はぁ~おいでぇ~ドッコイショ」ゆ~やつを聞いてみたいゾ。

 

 …メロディーラインを過ぎれば目的の駐車場はもう目と鼻。

 

 榛名湖観光案内所というのがあってその周囲に車を停めてOK、ということになっているようだ。

 

 このあと食事をすることも考え、トイレ横の坂道を少し上がり道路からは多少離れたところに車を停める。

 

 目の前が榛名湖の南岸だ。

 

 ここはカルデラ湖。

 

 つまりはここが榛名山の火口であり、この榛名湖の周囲を外輪山が取り囲む、というかたちになっている。

 

 なので本来、赤城山などと同じく外輪山をすべて含めて「榛名山」と呼ぶべきなような気もするんだが。

 

 榛名湖の東にすごく整ったかたちの溶岩ドームがにょっきりとそびえ立っていて。

 

 それがかなりかっこいいもんで、古くから榛名富士と呼ばれてそこだけがことさら有名になってしまい。

 

 いつのまにやら榛名富士=榛名山になってしまったということのようだ。

 

 ちなみに外輪山の中での最高峰は掃部ヶ岳(かもんがたけ)で1449mあり、榛名富士はそれに次ぐ1390m。

 

 もひとつちなみに外輪山の一つである二ツ岳は、6世紀初めの噴火により、まるで古代ローマのポンペイの街みたく、一瞬にして北東部にあった集落群を埋没させてしまったらしい。

 

 「甲を着た古墳人」ほか、逃げ遅れた被災者の人骨が発見されたりしてるそうだ(金井裏東遺跡)。

 

 …てことで辺りを散策。

 

 空気はそこそこひんやりとした感じ。

 

 結構車やバイクが走っていて、平日なのに思ったよりも人がたくさんいる。

 

榛名湖と榛名富士

確かにきれいなかたちの山だ

湖面に波がなかったらなぁ

 

ももたをさっせして記念撮影

なかなかにいい表情だゾ

 

 ついでに先達の方たちのうらやましい写真も載せておく。

 

俯瞰して見た榛名湖と榛名富士

撮影:buriba様感謝です

 

紅葉の榛名富士

逆さ富士も見事に映っている!!

撮影:PIK様感謝です

 

 こんなのが撮れたら最高だなっ。

 

これが観光案内所

山小屋風?と言えばいいのか

 

画家:竹久夢二の歌碑

46歳の時、伊香保に長期滞在し

榛名山にもたびたび訪れたようだ

 

ボート乗り場

「今乗れますよ、どうですか?」と

妻が声を掛けられていた

 

 …車に戻って昼食。

 

 辺りの景色を眺めつつ、道の駅みなかみのアップルパイ、道の駅こもちのおこわやコンニャクなどをいただく。

 

アップルパイと…

 

おこわ&コンニャクさん

 

 駐車場なんで三々五々、車がやって来る。

 

 バイクのあんちゃんやら車の老夫婦、若いアベック…。

 

 東京方面からレンタカーでやって来たらしい中華系の若い男子たちなんかもいた。

 

 まあ都心からでも2時間半あればここまで来れるからなぁ、日帰りのドライブコースだよなぁ。

 

 おまけ。

 

 榛名山のwikiに載ってたことで、旅読がちょっと興味を持ったことをひとつ。

 

 群馬県内の小中学校では、運動会のときの組み分けを赤白(プラス青とか黄とか)などで分けたりせず。

 

 榛名団とか赤城団とか妙義団とかの県内の有名な山の名前でもって分ける場合が多いんだそうだ(さらに人数が多い場合には浅間団や白根団などを加える)。

 

 結構ステキな感じがしてなんだかうらやましい。

 

 歴史のある名前がちゃんとあるのっていいよなぁ。

 

 旅読の周囲の学校なんかだと、例えば赤組であれば朱雀、白なら白虎、青なら青龍などとその年の子どもたちがカッコイイと思った名前を適当につけたりしているんだが。

 

 な~んかそれって中二病的な感じもするんだよなぁ。

 

 別に自虐のつもりではありません。

 

 

 

 今日はここまで。

 

 次回のupは今回の記事の続きです。

 

 山ん中をメリメリ走りつつ、高崎の方を向いて南下していきます。

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村