旅スポット紹介67

~本州最南端と橋杭岩~

 

 

 

 本編の前に我が家のプチネタ。

 

 今日のお題は「ももた、はぁはぁ2」

 

 庭でトカゲを追っかけ過ぎたももた、家の中に戻ってはぁはぁと荒い息をつき。

 

 ゴロンと横になりました。

 

もうね、くたびれちゃってんのよ

 

 狩猟本能がこうさせるのか…。

 

 たいがいにしてくれるといいんだが。

 

 

 

 閑話休題。

 

 今回ご紹介するのは「潮岬」と「橋杭岩(はしぐいいわ)」

 

 和歌山県串本町になります。

 

 やたらと古いお話だが。

 

 旅読が岡山県北の田舎で、大量のノイズを我慢しながら毎晩のようにMBSラジオ(本社は大阪府大阪市にあり、主に近畿圏向けに放送してる)を聞いていたころ。

 

 こういうCMが流れてたことを思い出す。

 

 「串本節の町長やけど、やにこいええさかい、また見に来てくらんしよ」

 

 とってもいいところだから、また来てねって言ってるんだってことは分かる。

 

 いかにも田舎の年配の町長さん、て感じの声だったなぁ。

 

 …で、その串本町に。

 

 ウン十年後の今、行ってみる!!!!

 

 残念ながら台風が通り過ぎてった翌日のことではあったけど。

 

当然ながら海はまだ荒れてます

 

荒れまくりで海が白いです

 

波濤が高くあがった瞬間をねらったが

自他ともに認めるヘボなのでこんなもの

 

 本州最南端「潮岬」。

 

 地図を見れば分かるのだが、ここはただのとんがった先端部分というわけではなくて、ほとんど出島のようなかたちになっている。

 

 実質の本州最南端は潮岬の中のクレ崎という場所だ。

 

 そこの近くの潮岬観光タワーのところの駐車場に停め、辺りをちょこっとだけ散策する。

 

潮岬灯台

最南端にはありません

 

潮岬観光タワーです

 

 ここはまあ、有料の展望塔。

 

 入場に300円かかるんだが、なんともれなく本州最南端訪問証明書なんてものがついてくるんで。

 

 これは行ってみなきゃでしょ。

 

まあ、展望塔だからね

 

これがほしかった証明書

 

なんでもトルコと縁があるらしい

 

軍艦エルトゥールル号の模型

 

 なんでも…。

 

 1890年9月16日夜(奇しくも今日のことだ!!)、明治天皇への返礼にやって来たオスマン帝国の船:エルトゥールル号は母国への帰途。

 

 この潮岬沖で台風にあって座礁・沈没する。

 

 木造の老朽化した船であるうえ台風シーズンだからと、船の修理をしつつ台風シーズンをやり過ごしたら、という日本の事前勧告は無視されたという。

 

 …結果、夜を徹した串本町民の救護活動により69名が保護されたものの、587名もが死亡または行方不明になるという未曾有の大惨事に。

 

 合掌。

 

 もはや人災と言っていい事故だが、早く帰還せよと直接の命令を下した当時のオスマン帝国皇帝への配慮から、表向きずっと天災ということにされてきたみたいだ。

 

 まあ、そんなこんなでトルコとはいい関係にあるらしい。

 

ももたに「タワーバーガー」を見せる

おやつは別にあげるからね

 

全体像はこんな感じ

バーガー3つが重なってます

 

 「タワーバーガー」はここ潮岬観光タワーをイメージしたもの。

 

 3つのバーガーの具材はそれぞれ、紀伊産のマグロのカツ、熊野牛のコロッケ、タンドリーチキン。

 

 タンドリーチキンはトルコ料理アレンジだそうだ。

 

 そういや、日本とトルコの国旗もばっちり立てられているっ。

 

 お味は…こういうのって見た目だけって感じがするけど、結構おいしかったです。

 

 さて次は「橋杭岩」

 

 潮岬観光タワーの駐車場からだと車で20分ほど。

 

 道の駅「くしもと橋杭岩」がちょうどの場所にある。

 

建物は橋杭岩のイメージかも

2013年の開駅なのでまだ新しい

 

ちょっと読みにくいと思うので

ちょい解説します

 

ここにもお大師様関連の伝説が

 

 簡単に言えば、地殻の割れ目から噴き出した粘り気のあるマグマが冷えて固まり。

 

 それが海の浸食作用を受けてこんなんなりました、という感じ。

 

 伝説の方は。

 

 橋杭岩が大島の方に向かってまっすぐ伸びているため。

 

 お大師様が、大島に渡るための橋を天邪鬼につくらせようとした名残りってことになってるようだ。

 

 んで、そのあとはほったらかしかいっ!!

 

まあ、物の見事に並んでるよな

長さは約800m、岩の数は大小40ほど

 

潮が引いてたらかなり先に行ける

 

 うん、なかなかの景色。

 

 天気がよければ夕日とかねらうところだが…。

 

 角度的にはここでは朝日の方かな。

 

 

 

 

 今日はここまで。

 

 あっ、エルトゥールル号のことを書いたのは別に今日のこの日をねらってたわけじゃないです。

 

 再開した旅日記sp「旅スポット紹介」シリーズ。

 

 一応10回続けたんで、これでひとまず終わりとします。

 

 次回からはまた「ダイ・ガード」のレビューの方に戻りますね。

 

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