駒林神社(神奈川県横浜市港北区)を訪問しました
駒林神社(→神奈川県横浜市港北区日吉本町2丁目)は、創建年代の詳細は不明ですが江戸時代には天神社として駒林村字中村の鎮守社であったと記されます。境内の八幡鳥居に「寛政八年(→1796年)九月、別当金蔵寺」とあるので、神仏習合の頃は天台宗寺院の清林山 仏乗院 金蔵寺(→神奈川県横浜市港北区日吉本町2丁目)が別当寺として祭祀を司っていたことが分かります。戦後、近くの八幡大神、熊野神社、妙義社を合祀し、町名にちなんで駒林神社と改めました。1962(昭和37)年に社殿・社務所など境内地が整備され今に至ります。
〖主祭神〗
・菅原道真(すがわらのみちざね)
駒林神社は、江戸時代後期の1830(文政13)年に編纂された『新編武蔵風土記稿』橘樹郡駒林村の条に次のように記されています。
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駒林村
天神社
字中村にあり、中分の鎮守なり、前に石階三十三級を設、石の鳥居をたつ、社前に拝殿あり三間に二間半、神体木の坐像にて一尺許(ばかり→約30cm)。
末社 稲荷社
本社の東にあり。
二十三夜堂
本社の西にあり、僅かなる堂なり。
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【駒林神社の鳥居・石階】
【駒林神社の社殿】
【駒林神社の境内社】
【駒林神社の境内】
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↓↓江戸時代に別当寺を務めた清林山 仏乗院 金蔵寺
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
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