試合とは関係ないですが、ビッグモーターの不祥事以来、中古車業界の苦悩の時期がしばらく続きそうです。ローカル企業ですが、Cスタのネーミングライツを有するシティライトも同じ中古車販売会社です。野球部の選手もみんな整備士の資格を持ちながら、仕事と野球を両立しているのに、自らの関わっていないところで起きた不祥事に悪影響を受けるというのも理不尽な話です。
ふとそんなことを考えながらCスタを訪れると複雑な心境になります。
では、本題に戻ってJ2第36節、ジュビロ磐田戦を振り返ります。4連勝の後、アウェーの山形で痛恨の敗戦を喫したファジですが、ここで勝てば昇格戦線に生き残れます。ギリギリの戦いですがモチベーションを高く持てるシチュエーションは悪くないと考えます。
昨季J1のジュビロ磐田とは今季の開幕戦でアウェーのヤマハスタジアム磐田で対戦し「3-2」で勝っています。しかし、その試合は補強禁止に揺れる相手が仕上がっていない状態での対戦であったことを考えれば、高校生の後藤に2失点を喫したことを含めて喜べる勝利ではなかったと思います。あの2失点が今季前半のファジの迷走のきっかけとも言えます。そして、アウェーよりもホームで相性が良くない磐田との対戦は非常に重いものになりました。
体調不良で前節を欠場したメンバーが全員戻って来ました。状態がどこまで戻ったのか? 不安もありますが、それでも勝たないといけない立場ですから、ひたすら勝ちを目指して戦うのみです。
磐田は前半こそ補強禁止の影響もあってか低迷しましたが、そこを脱すれば流石に強さを見せつけてきました。難しい勝負になることは必至でした。
それでは試合を振り返ります。
磐田戦のスコアとスタッツです。
⚽今季初の逆転勝ちでCスタ劇場は最高潮でした。早々に先制されて追いかける展開になり、今季は逆転勝ちのないファジですから不安がよぎりました。しかし、前半の内にパス交換から流れの中で同点に追いついたことで流れを引き戻すことができました。CBの鈴木が「何でそこにいるの?」という件に関しては結果が良ければ不問に付します(笑)
セットプレーからの柳の勝ち越しヘッドは絵に描いたようなシーンでした。全てが上手く行って勝ち越せたことで勝利を引き寄せることができました。後半アディショナルタイムのジャーメインのシュートをブロックした柳の超ファインプレーも神がかり的でしたが、チームが昇格へ向かう過程でこういうことが起きるということは吉兆だと言えそうです。
そして、順位表です。熊本と徳島が1試合消化が多くなる変則日程なので暫定順位は続きます。まだ、未消化試合を有するチームもいますからね。
順位は6位と勝点差「1」の7位まで上がりました。次節の対戦相手がジェフユナイテッド千葉です。この直接対決に勝てば最高で5位まで上がることができますが、万が一負けると最低で11位まで落ちる危険性をはらんでいます。これほどの大混戦になるとはシーズン前には予想できていませんでしたが、今季は入替戦なしでプレーオフを制したチームもJ1昇格できます。チャンスを生かすためにも今後の6試合、全部勝ちましょう。プレーオフまで含めて8連勝すれば間違いなくJ1に上がれます。
では、次節もCスタでお会いしましょう。
よろしくお願い申し上げます。
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