基本情報
神社名:御穂神社
御祭神:大己貴命・三穂津姫命
社格等:延喜式内社(小社)・県社・駿河國三之宮
鎮座地:静岡県静岡市清水区三保1073
最寄駅:新清水駅もしくは清水駅よりバス
駐車場:鳥居右手にあり
御朱印受付時間:8時00分~17時00分
公式サイト:ー
御由緒
創建の時は不明であるが、三保の中心に鎮座し三保大明神とも称せられ、駿河国の国魂の神、国土開発の神、海の神と崇められ古くから朝野の崇敬をあつめた。
景行天皇十年(諸神祭式)光仁天皇宝亀年間(類聚国史)等に奉献の事が見え延喜式内社である。
中世以降、武士の崇敬篤く、殊に徳川幕府は慶長年間に壮大な社殿群を造営寄進した寛文八年落雷のため焼失し現在の社殿は仮宮であるが信仰は三保の氏神様清水の総氏神様として親しまれ三保清水の文化発祥の地であると共に、祭神、お伊勢様「大国様」のご神徳により、お祭や正月など全国各地より多くの人々が参拝するご神木「羽衣の松」の名社である。
境内の掲示より。
御朱印
初穂料:300円
境内案内
富士山を望む風光明媚な地に鎮座。
駿河湾の心地よい波と風が感じられ、散策にはおすすめの場所。
三保の松原からは「神の道」と名付けられた遊歩道がまっすぐに整備されている。
500mほど歩くと鳥居が見えてくる。
社号碑には「縣社」の文字が刻まれている。
手水舎は小さいながらも綺麗に保たれている。
社殿は大きくはないものの、落ち着いた佇まい。
境内社が集められた一角。
新緑に囲まれた神楽殿がよく映える。
境内の到るところにある松の木々が海辺にありながら生命力を感じる。
境内裏手には神馬庫。
参拝を終えて
三保の松原に鎮座する古社。観光客が多く訪れるエリアより少し離れた場所に鎮座し、辺りは静かな空間が広がっている。古くから東海道を往来していた人々が見ていたであろう景色を現代の我々も見ることが出来ることは感動の一言であったと同時に、海辺に育つ松の木々の生命力の強さを感じられる訪問だった。
地図