父。
基本的な行動原理は「家族のため(本人談)」だが、その方向性に家族が眉をひそめる割合高。
必要としないものを「家族のため」と称して頻繁に買ってくる。
部屋を散らかす。
すぐいじける。
変な投資話に色気を出す。
行動力ありまくりの割に家では母を使いがち。
マイチョイス=ベストチョイス。
孫を溺愛しているが、接し方が「お小遣いをあげる」以外思いつかない。
母の言動に対し沸点が年々下降中。
声のボリュームが年々増量中。
母。
父の出費を(パチンコ含め)おおむね無駄遣いと思っている。
父が買ってくる訳の分からない物を本人の前に並べて、神経を逆撫でする。
還暦を過ぎてから創作活動に目覚め、水彩画や切り絵を量産している。
孫を溺愛しており、愛車の軽で時々孫の送迎を買って出る。
料理の腕にコンプレックスを持っている側面あり。
承認欲求を子供で満たそうとする傾向あり。
家族間で問題が持ち上がると、まず我が身を犠牲にしようとする傾向あり。
娘アタラシ。
9割方母の味方だが、母の低めのトーンで切り出される話(大概金の問題)に過敏。
思春期の頃から周期的に路頭に迷う恐怖に怯えており、父の無駄遣いに不寛容。
最近の父の声のボリュームが不快。
ストレートすぎるものの言い方で父を拗ねさせる。
母を攻撃した時の父に向ける顔は般若。
母の作品品評にさいさい付き合っている。
母を「父の理不尽に耐える代わりに家と生活を確保している人」として見ている傾向あり。
家の中に気配があると安心するが、顔をつき合わせると面倒くさい。
目下そんな「互いを持て余す関係性」のため、
食事以外は各々の部屋に基本引きこもるか外に飛び出す。
「人生は近くで見ると悲劇だが、 遠くから見れば喜劇である。」
喜劇王チャップリンの言葉だが
直面してる当人にとっては悲劇や悩みの種以外の何者でもない。
ズームアウトしてどうにか笑い話にすれば心が軽くなるかと思うけれど、
客観視するにはまだちょっと距離が近いのかも知れない。
山口百恵の秋桜が過るよね。
「笑い話に時が変えるよ 何も心配いらないと 笑った」