家庭学習は通信教育の Z会 幼児コース を基本にコツコツ進めている長男ですが、これまで何度か「ICE モンテッソーリ こどものいえ(幼児教室)」の季節講習に参加しています。
今回は春期講習に参加したので、その感想をご紹介したいと思います。
「ICE (アイ・シー・イー)モンテッソーリ こどものいえ」とは
通信教育で有名なZ会グループが運営するモンテッソーリ園もしくは幼児教室。
全日制幼児園と幼児教室があり、どちらもモンテッソーリ教育に基づく教育内容です。
元々は幼児教室から始まり、より長い時間でモンテッソーリ教育の実践が可能な全日制幼児園へと展開していったようです。
以前幼児教室のモンテッソーリコースの体験授業に参加して、マイペースな長男にはとても合っていると感じました。
ただ普段は地元の保育園に通っているのでレギュラー授業への参加が難しく、これまで季節講習に何度か参加しています。
Z会全体の理念として「あと伸び」が掲げられていますが、ICEモンテッソーリにもその理念が貫かれています。
天体ブームの長男にぴったりの授業が!
最近の長男は星が大好きで、図鑑をよく眺めています。
なんでも、天王星が好きとのことで、天王星には薄い輪っかがあることを私も最近知りました。あまり写真に写らないので、知らに人も多いようです。ちなみに海王星にも輪っかがあり、もっと細く目立たないそうです。
そんな長男にうってつけの授業が春期講習であると知り、即申し込み。
その名も「星ってなんだろう」
素敵な制作物もあって、記念にもなりそうです。
実際に参加してみると
80分間の完全母子分離とのことで、長男を教室まで送り届けた後、私は一人のんびりとカフェタイムを楽しみました。
お迎え時間になり迎えに行くと、素敵な作品と長男を発見!
想像以上に素敵な作品!!
絶対に家に飾ります!!
キャンバスに、
青み掛かった墨汁で夜空を、
ラメとシールできらめく星々を、
糸と小さな電球で北斗七星を。
後ろに電灯のスイッチがあり、オンにすると星座が点灯。
星座の糸は、針で縫い刺ししたそうで、1歳の次男のいる自宅ではなかなかさせてあげられない針仕事を体験できました。
手先の巧緻性を高めることができるモンテッソーリらしい制作だな、と感動です。
ただ制作するだけでなく「あと伸び」につながる仕掛けも!
Z会の掲げる「あと伸び」。
今回それを感じたのが、こちらの絵本でした。
星座の制作の前に星座の形に切った紙をぺたぺた貼って絵本を完成させ、この絵本を使って先生が星座に関するお話をしてくださったとのこと。
小学生になって星座の学習をしたときに
「小さいころこんなお話を聞いたな」
「キラキラした綺麗な作品を作ったな」
と、ぼんやりとでも記憶が蘇ることを意識しているとのこと。
「なんとなく知っている」というだけで、勉強への興味の強さが大きく変わってくるので、こうした小さいころからの体験の種まきはとても大事だと思います。
まとめ:幼少期には良質な体験を積み重ねて「あと伸び」の土台づくりを
長男の天体や宇宙への興味をさらに伸ばせたらと思い、即決で申し込みましたが、大正解でした。
マイペース過ぎる長男は、普段保育園で集団生活について色々学んでいます。
しかしじっくりと一つの事に向き合う時間もやはり大切。
こうした体験を通じて今後も「あと伸び」の種まきをしっかりしていきたいと思います。