夏休みにLITALICOで「ギフテッドかも」と言われたやっちゃん。
だけどそれまで発達障害以外の可能性を考えていなかった私は、
なんじゃそら??状態
先生から、特徴的な症状が書かれた論文と脳クリニックを紹介してもらいました。
脳クリニックは2週間先に予約ができて、それまでは自主勉強。
まず論文。お母さんも理屈から入った方がよさそう、とコピーをいただいたのを
こちらも本職なので、しっかり読み込みました。
日高 茂暢:知的ギフテッドにおける知的特性と生活適応行動に関する検討
―知能検査 WISC-IV と Vineland-II 適応行動尺度の関連―,作新学院大学臨床心理センター研究紀要
やっちゃんの多動やこだわり、集中力、音への過敏、よくわからない世界での遊びを開拓する…etcというのが、
「過度激動(OE)」によるものと分かりました。
しかも、ASDでは出にくい情動性 OEがあること、 5 つ の OE が同じ人物内に存在する…実はこれまでの先生方も、「これが同居するなら発達障害とは言い難いんだよね」と判断していたのです。
優秀であるというよりは、そういう特性であり困りごと。
まだ世間に浸透していないから、理解を得るまでに時間と労力を費やしそうであることが分かりました。
勉強したことによって、ギフテッドというのがIQが高いから便利とかそう単純に喜べるわけではなく、
「困りごとのレベルが高くなっただけでは?」
という不安が高まる結果に。
前途多難です…