①ユーロ圏/ドイツ賃金上昇率予想~今年のドイツ賃上げ率は+5~6%とインフレ率を大きく上回る見込み。但し、ECBはユーロ圏全体での来年以降の賃金沈静化に自信を持っている模様。
②賃金交渉一覧~ドイツ民間銀行(対象13万人)の賃金交渉が妥結。28か月かけて累計10.5%賃上げする概ね穏当な内容。但し、公的銀行(州立銀行など、対象6万人)は交渉難航/継続中。今年のヤマ場は金属・電機(夏)と公務員(冬)。
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③鉱工業生産(5月)~前月比▲2.5%/前年同期比▲6.7%と市場予想をはるかに下回る非常に弱い結果。エネルギー集約型産業(薄青:化学、ガラス、製紙など)は底打ち/戻し基調。
★ちなみに鉱工業生産内のウェートは
製造業 :74.71%(うち中間財27.84%/投資財33.97%/消費財12.89%)
建設業 :17.08%
エネルギー: 8.21%
④建設PMI~金利低下/利下げサイクル入りを好感して住宅主導(下図薄青線)で底打ち/改善傾向。但し、縮小ペースが鈍化しているだけで、回復局面はかなり遠い。
⑤男子サッカーELOランキング~ドイツは9位、日本は16位。FIFAのランキングより直近の試合の成績が敏感に反映される。
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