ドイツ5大研の一角であるハレ研(IWH)が本日発表した、倒産トレンド調査によると、上図青線のように、ドイツの倒産件数(法人+人的企業)が足元(3月)やや増加している模様です。
ドイツ連邦統計局の公式統計(黄線)は毎月中旬頃の発表になるので、こちらのIWH調査の先行性は貴重です。
上記の内容は、3月雇用統計がやや弱めだったことと整合的です。
但し、コロナ前の水準はまだまだ下回っていることもあり、今後数か月で倒産件数がさらに増加することを示しているわけではないとも解説されています。
先月時点で既に増加の兆しが出ていたわけですが、これからもしっかりフォローして参ります。