イタリア🇮🇹昆虫食制限へ!問われるメリットとデメリットとは!?

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昆虫食、、みんなはどんなイメージがあるかな?

現在世界中で昆虫食の賛否が問われているけれど、日本でも話題になっているね!

イタリアでは、さんざん協議されたものの、現在「昆虫食制限」の法案が可決されたよ。

ということで、今回は「昆虫食は必要だ!」という声に対し、イタリアが昆虫食を制限する理由を説明していきます!

目次
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EUの昆虫食認可に対し、イタリアでの意見は?

2023年1月に、EU(欧州連合)では、食品にコウロギ粉を使用する認可を下した。

【コウロギ粉とは?】

動物性タンパク質が豊富なコウロギ。
コオロギは肉の4~5倍の動物性タンパク質を保有しており、それでいて飼育に必要な水・餌・敷地は牛や豚よりもはるかに少なく済むため、環境負荷が低く、持続可能な未来の食材として注目されています。

そのコウロギを粉状にしたのが「コウロギ粉」で、英語ではコウロギをクリケットと言うので「クリケットパウダー」とも呼ばれています。

「いくらタンパク質が豊富だからといって、コウロギを食材にするなんて、、」と世論が飛び交う中、この認可に待ったをかけたのが、なんとイタリアの「パスタ法」だ!

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EUが認可する中、イタリアが待ったをかけた驚きの法律

【パスタ法とは?】

1967年にイタリアで施行された法律。
この法律では、乾燥パスタはデュラムセモリナ粉と水で作ったもの以外はパスタとは認められないとされている。

その法令を順守するため、「伝統的パスタの中に昆虫ミールを混合してはいけない」ということになるのだ。

この「パスタ法」により、今回は古典的従来パスタとは異なる4つの種類の昆虫(コオロギ、トノサマバッタ、ミルワーム幼虫、イナゴ)をベースとする小麦粉を規定する4つの法令が提示された。

これにより、「イタリアを代表する伝統的な地中海食のピッツァやパスタなどへの昆虫粉の使用を禁止する」ということが2023年3月23日に正式に可決された。

う〜ん、昆虫食にあまり気がすすまない人たちにとっては、まさに「パスタ法様々」になるわけだね!

ただし、「伝統的な地中海食のピッツァやパスタなどへの昆虫粉の使用を禁止」ということなので、それ以外の料理への使用は制限されていない。

だから、「昆虫食べたい人は、他の料理で使ってね」ということだ。

これで一応、賛否両論あっても、表向きは「みんなの自由が認められる」という法案になった。

「昆虫をパスタやピッツァに使うなんてとんでもない!」と怒りを露わにするシェフ達もいれば、「今後も検討していく必要がある」という人達もいる。

ひとまず双方の怒りは静まったとはいえ、今後も議論は続いていきそうだ。

(画像は、国営テレビ番組で昆虫食を実食+討論する場面)

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昆虫食のデメリットと注意点とは?

昆虫食のメリットは、タンパク質が豊富・飼育が簡単ということなどが挙げられるけれど、デメリットもあるので一緒に見ていこう!

1、見た目や倫理観に抵抗がある

昆虫を食材と認識していない人は、見た目をイメージすると抵抗感を覚える人もいるだろう。

昆虫を見て「うわぁ💕おいしそう!食べたい!」と思うのは難しいように感じる。(中にはおいしそう!と思う人もいるかもしれないけど)

2、アレルギーの危険性がある

ダニアレルギーや甲殻類(エビ・カニ)アレルギーのある人は注意が必要。これらのアレルギーの原因とされる物質が昆虫にも含まれている。

3、長期にわたる健康被害が確認されていない

昆虫食を続けることで起こる健康への被害は現在ではまだ確認されていない。昆虫は世界中ではるか昔から食べられてきたが、食べ慣れていない人達への長期にわたる人体への影響などはまだ未知とされている。

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まとめ

さて、昆虫食については世界中で賛否が問われているけれど、みんなはどう思う?

未来に食糧不足・タンパク質不足が予想されているとはいえ、イタリアでもレストランやスーパーの廃棄の多さが問題になってるよ。

レストランでは大量の食材が毎日廃棄にされているのは、フィレンツェでもよく見る光景。

そういう無駄に捨てている分を有効利用する方法を考えることも大切だと思うし、そもそも現代人って食べ過ぎのような気がする、、。

現代では、糖質過多やカロリー過多が原因とされている病気も多いと聞くし、慣れない昆虫食で食事量を増やすことを考えるよりは、もともとの食べる量や回数をみんなが少しずつ減らせば、健康にもいい気が、、😅

みんなはどう思う?意見をTwitterのほうからも聞かせてね!

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