ビューティローラ利用方法−1

⭕️ビューティローラ利用方法−1

私のブログが広告が多すぎて見辛いとの指摘を受けましたので、有料プランに入会しました。2024年11/04

ビュティーローラー（メーカー・グリーンポート社製（旧平岩製作所・名古屋市）

3Mﾒｿｯﾄﾞはﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰ利用をメインにして展開する方法です。

過去にも私のブログでアップしましたが、再度、利用にあたって注意する事を述べたいと思います。

先ずは、

傷付くのを避けたい方々はﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰを利用した3Мﾒｿｯﾄﾞを実行しないで下さい。

ﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰの刺激が強烈ですので、　

特に

①元々皮膚の薄い部分（背中）

②腫れて（太もも上部）皮膚が薄い部分

気を付けて注意していても、傷付ける事がありますから注意して下さい。

先ずは、

ﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰを皮膚が比較的厚く強い足裏・手のひら・前腕などで試してみて下さい。

その後、ﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰを利用して3Mﾒｿｯﾄﾞを実施するかどうか?を判断すると良いでしょう。

ﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰ利用の一番の目的は、血流障害・低酸素状態・慢性的炎症状態での生体の異常修復である線維化（コラーゲン繊維の沈着）を阻止して、ﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰの繰り返し・受動的・強制的・強烈な刺激により、血流改善・低酸素状態改善・慢性的炎症状態改善を計り、筋肉ポンプの再稼働を果たして正常な生体の修復を目指すことです。

そして、更に正常な筋肉（骨格筋）が収縮運動をする事によりマイオカイン（筋肉様ホルモン）が骨格筋から放出されて脳の活性化を計り、

ﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰ利用→正常な修復→ﾏｲｵｶｲﾝ放出→脳の活性化

という好循環を起こすことです。

では何故、ﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰ利用で好循環が可能なのか?を説明します。

脳卒中（脳出血・脳梗塞）後遺症の運動障害の原因である骨格筋は、他の疾患と違って身体の表層部分にありますから線維化の阻止の効果が期待出来るからです。

●身体の内部・深部の線維化（例−慢性炎症による線維化= 肝硬変、 肺線維症、 慢性膵炎、 慢性糸球体腎炎など）は身体の深部にあって線維化が原因で病気が悪化しますから、ﾋﾞｭｰﾃｨｰﾛｰﾗｰの物理的刺激では身体の深部まで届いて線維化を阻止し改善することは困難だからです。

また、筋肉（骨格筋）以外の腱・靭帯・筋膜・関節周辺は身体の表面に近い場所にありますから、工夫次第で線維化を阻止し改善することが出来ると考えています。

ビューティローラー(美容機器)により直接的物理的に末端を繰り返し知覚を刺激すると求心路を伝わり、刺激（活動電位・電流発生）→感覚→知覚→感覚野と脳への末端から脳へのフィードバックが強制的に行われるようになります。

同時に繰り返しの木製の滑らかな凹凸ローラーが回転して筋肉（骨格筋）に摩擦による熱感と物理的刺激による柔らかさをもたらしてくれます。これによって筋肉が動き易い環境になり脳の可塑性（環境によって変化する能力）を引き出します。

このように、刺激→感覚を繰り返し刺激して脳へのフィードバックを繰り返して行くと知覚を回復させて行きます。それは脳内のマッピング(脳内地図)を回復・再構築させて行くということに繫がります。

知覚を回復させて行くと、辛うじて生き残っている脳のペナンブラ領域に新しい回路が出来るように働いてくれます。そして、少しづつ脳からの運動指令が健全な状態で、且つ運動神経の通り路である錐体路（皮質脊髄路）・錐体外路が機能し始めて延髄を通過して末端に働きかけ出します。

そして、

① 患側の辛うじて生き残っている脳神経のペナンブラ領域に新しい回路（シナプス結合が多数）運動野に繋がる

② 健側の脳の片代わり　

③ 10％のストレート支配（元々からある）

もあって、麻痺側の手足が動き始めるのです。

（現行のリハビリやいろいろな療法は、麻痺側の手足が動き始めることの意味・評価をしていないようです。だから原因に対する治療方法が考慮されていないままで繋がっているので回復が困難になっているのだと思います。）

つまり、末端の硬くなった筋肉（骨格筋）・腱・靭帯・筋膜・関節周辺・皮膚などの組織に充分な血液・酸素・栄養物質を運ぶことが出来れば繊維化からの脱却・阻止と正常な修復・回復への道は開かれると考えています。  

同時に硬くなってしまった筋肉が敏感に反応してしまうという感受性の高い状態(=伸張反射亢進状態=痙縮)も改善されて行くことでしょう。

新しく正常に再生された筋肉（骨格筋）からは微量であっても(骨格筋の筋肉量は身体全体に広く分布していて多量にありますから)筋肉ホルモンのマイオカイン(中でもイリシン)が放出されて更に脳の新しい回路の作成に貢献してくれるでしょう。

このように、脳と末端は、神経と血管を介したホルモンで交流・会話しているのです。

以上は、以前のブログの

閃き（ビューティーローラー使用への閃き）（2023年05/30）からの引用と再度考えをまとめたものです。

◎ビューティローラー(美容機器)の注意事項-3−麻痺側

 ＝ 麻痺側にあてる場合の注意事項

◎一般的注意事項

●衣服を着て使用のこと

直接は傷つく恐れがあります。

→後で詳しく説明

●使用時間→15分以内(1回)→非常に強い刺激ですので、利用時間は15分以内(1回)にして連続使用は控えた方が良いでしょう。（私は「セルフ整体・腰回され体操・動的ストレッチ」と出来るだけ交互に実施しています。他の人もいますので譲り合う必要があります。

●身体に異常を感じた時は使用を中止すること。→特に刺すような痛み

が出たら皮膚が傷付けたサインの事が多いです。