2023/08/09
ある閉ざされた雪の山荘で
東野圭吾の小説「ある閉ざされた雪の山荘で」が、ジャニーズWESTの重岡大毅を主演に迎えて実写映画化されることが発表されました。この作品は1992年に発表され、登場人物全員が役者で、新作舞台の主役を懸けたオーディションの最終選考が、雪に閉ざされた山荘の密室空間で行われるというミステリーです。映像化に関しては難しさが指摘されており、東野自身も「想像もしていなかった」と語っています。主人公・久我和幸役を演じるのはジャニーズWESTの重岡大毅。映画単独初主演となる本作で、他の7人の役者たちとともに複雑な謎めいたストーリーに挑みます。彼は謎めいた展開について「謎が何重にも張り巡らされていて全く結末が予想できなくて、本当に最後の最後までどうなるか分からなくて、それこそ小説を読んでいるような感覚で読み込みました」と述べ、映画が観客を引き込む力について自信をのぞかせました。
監督は飯塚健で、彼はさまざまなジャンルの作品を手がけてきた経歴を持つ。飯塚監督は密室で仕掛けられたトリックや登場人物たちの心情描写を通じて、東野圭吾のミステリアスな世界を見事に再現しました。脚本は「LUPIN THE IIIRD」シリーズの加藤良太と飯塚健が担当し、音楽は海田庄吾が手がけました。
重岡大毅、飯塚健、東野圭吾のコメントに加えて、「超ティザー」および「超特報」映像も公開されました。これによって、物語の謎や緊張感が一層高まる雰囲気が伝わります。
この映画は東野圭吾のミステリーの緻密な要素が映像化され、重厚なストーリー展開と演技に期待が集まっています。特に主演の重岡大毅がどのように物語を演じるかが注目され、ミステリーファンを魅了することでしょう。
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