2024年個人的に印象に残ったラーメン(家麺編)

チルド、冷凍、カップ、袋とジャンルを問わず、個人的にお店クオリティーに近く、家庭でいただく範囲で満足度高く感じた家麺の2024年版です。お店と同価格帯となるとお店に行ったほうがいいため、高価なお取り寄せ麺や冷凍麺は対象としていません。お店に行くよりは、安価で宮城県内で入手可能かつ簡単に調理できるものを対象にしています。

醤油ラーメン 2品

菊水:北海道ラーメンスープ 濃厚醤油1人前

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西山製麺:札幌すみれ醤油スープ

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いずれもポイントは、ひき肉やもやし(半~1袋)、玉ねぎ、ねぎ、メンマをフライパンで軽く炒め、そのままスープを作る点です。野菜や肉の旨味がスープに溶け込んだ濃厚な醤油感は、二郎系と醤油ラーメンを足して2で割った感じで、かなりのクオリティーでお店レベルの満足感ありです。繊細な出汁感を味わうというより、野菜お肉の旨味を味わうちゃんぽん的な味わいで、麺は、中太麺、太麺がお勧め。

2024年12月現在、宮城県内なら、菊水のスープはイオン系のお店他で比較的容易に入手可能です。一方、西山製麺のすみれは、ほぼ見かけることはなく、知る範囲では、太白区大野田のBigHouseだけです。BigHouseの他店舗は未訪問ゆえ、他店舗は不明も、少なくとも大野田店は、近隣対比、他にもここでしか入手できないレアな麺・スープ類が豊富で、家麺好きは訪問マストの聖地かもしれません。他には、同じく太白区西多賀の宮城熊さん 麺ショップでもレア物が入手できます。

味噌ラーメン

菊水:さっぽろ純連

同じく菊水のチルド麺とのパッケージです。仙台に実店舗ある純連です。先の醤油同様に、ひき肉やもやし(半~1袋)、玉ねぎ、ねぎ、メンマをフライパンで軽く炒め、そのままスープを作ればほぼお店クオリティーでレベルの高さに驚くと思います。炒める際にラードを用いれば完璧。麺もセットなので麺との相性もバッチリで自宅でお店クオリティーを実現できる稀有な存在です。

宮城県内なら、イオン系中心に扱い店舗が多く、入手も容易です。

塩ラーメン

高砂食品株式会社:十三湖しじみラーメンスープ

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しお味の市販ラーメンスープの指摘最高峰です。シンプルなトッピングでいただく塩なら、もうこれでいいんじゃないかというバランスと上がり感があります。

2024年12月現在イオン系列で入手可能ですが、置いていたりいなかったりと不定期なので、みつけたら入手しておくことをお勧めします。

つけ麺

日清:つけ麺の達人 究極のつけ麺 特濃豚骨魚介

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麺大手の日清のチルド麺は、ぱっとしない無難なものが多い中、本品だけば別格です。一般的なチルド麺より価格は2倍ほどしますが、麺・スープともに、刻み玉ねぎやネギなどトッピングをあわせれば、お店で出されても市販のチルド麺とはまず気づかない驚愕のレベルです。もう別格でとにかく凄いです。セブンのとみ田監修冷凍つけ麺をも超えていると思います。

難点は、入手困難性です。2024年11月、太白区大野田のBigHouseで入手しましたが、翌月訪問すると品切れ間近。常時販売ではなさそう。他店舗で見かけることもないため、見かけたら、入手を強くお勧めします。

ただ、マタオマ系ゆえ、たまに食べると衝撃的に美味しいのですが、常食では飽きてしまいそうな点も難点ではあります。

汁なし・まぜ・その他 3品

株式会社みうら食品:やっぱり旨い油そば

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こちらは、乾麺で麺は乾麺独特のくせが感じられるものの、タレの組み合わせでとにかく懐が深いです。玉ねぎや、ネギ、チャーシュー、のり、卵、にんにく、ラー油、お酢といった油そばの定番から、納豆・キムチなど濃いものも含めて、何でもトッピングをまとめあげてしまう包含力が強力です。生麺には及ばないことを逆手に取って乾麺で独自の世界観を構築した逸品です。テレビでも紹介され全国知名度も高いです。

山形の製麺所の麺で、県内のヤマザワで入手可能です。

KADLI:炎の辛味噌タンメン

こちらも乾麺で麺の弱さはお店には敵わないものの、辛さは市販向けとは思えないほど突き抜けています。手抜きして麺をもやしや玉ねぎやチャーシューと一緒に茹でて、スープに合わせれば、簡単に激辛タンメンがいただけます。かなりの辛党でも麺単独ではきついレベルの突き抜けた辛さにも関わらず旨味も維持している点で大変秀逸です。辛いもの好きなら、お店レベルの満足が得られます。野菜トッピングは必須です。

難点は、KADLIで不定期販売という点です。冬季に限定販売されていることが多いので、定期的に訪問して確認する他なく、発見したら即確保です。

株式会社えどやフーズ:各種生麺シリーズ

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単品スープに合わせる麺も各種試した結果、会津の株式会社えどやフーズの生麺が、もっとも満足度高いです。喜多方平打、太、細といずれも他の市販の生麺から頭一つ抜けている感あります。

ただ、こちらも、入手が困難で、2024年12月現在、知る範囲では太白区大野田のBigHouseか、喜多方麺だけビックで入手可能です。

一からではなくとも、手軽な既製品でこれだけ楽しめるのは、コスパの観点からも持ち駒にしておいて損はないです。

やはりお店

既製品でも、ある程度のクオリティーは出せるもののなにか一歩及ばない印象です。濃縮スープの限界の他に、麺とスープの相性や、麺の茹で方、野菜との相性、最適な温度の確保、食感の統一性など、素人にでは敵わない部分が多いです。偶然の産物で稀に美味しくできることがあるものの、ブレが大きいです。

また、初回に食べるにはインパクトあっても、二度目だとすぐ飽きて凡庸に感じたりとなかなか難しいです。

やはり、高い職人芸が凝縮された一杯をお店でいただくのには敵いませんし、インフレ下でも、そうした技術には惜しみなくお金を払いたくなります。ただそうしたお店に出会うのも、なかなか頻度多くはなく難しいのですが・・・・。

本記事にて2024年の最終更新とさせていただきます。本年度は大変お世話になりました。2025年の皆様方の御多幸を心よりお祈り申し上げるとともに、何卒当ブログを引き続き、よろしくお願い申し上げます。


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