続編ですね。同じく20年ぶりです。こっちはサントラ持ってませんでした。「Vol.1」に比べると静的なシーンが多めですよね(?)
20年ぶりに観返してこちらも大体は覚えていました。が、バドはエルに殺されるのはなんとなく覚えていましたが、あんな殺され方だったのは覚えていませんでした。
バド、一流殺し屋チームにいて、半蔵の刀も持っているのにダメ男ですな(笑)
バド達に埋められてから、棺桶を打ち抜くワンインチ・パンチ、土が吹き上がるイメージだったけど、地味なもんでしたね。ふかふかの土が流入して窒息しそう(笑)。一カ所穴開けたら穴を大きくするのはたやすい、か。「ポーラ・シュルツの寂しき墓」か。『イングロリアス・バスターズ」とか「ジャンゴ」とつながっているのかな?覚えてたらチェックしよう。
余談ですが小学生頃『ムー』で「メキシコの墓を発掘調査したらたくさんの墓で遺体が埋葬後動き回った形跡がある」というのを読んで「埋められてから/火葬場に入ってから生き返ったらどうしよう?」とひどく不安になり、しばらく頭から離れなかったことを覚えています。死亡の定義が現代のように明確でなかった頃は、中には蘇生のケースもあったでしょうが、ほとんどはマフィアのこの処刑スタイルなんでしょうなぁ。こんな目にあったら舌を噛み切るのか、酸素不足を待つのか…。絶対に助からない。地獄ですね。
パイ・メイ先生のところはよく覚えていたのですが、「Vol.1」でジョニー・モー(クレイジー88)役のゴードン・リューが兼務とはね!気づかなかった~。
エル・ドライバーが片目を失ったのはパイ・メイ先生によるもの、パイ・メイ先生を毒殺したことは覚えていましたが、死にゆくバドにブラック・マンバの毒性についてのメモを読み上げるという、タランティーノ的なシーンは覚えていませんでした。
トレーラーハウス内でブライドと死闘を演じ、もう片方の目をくり抜かれるのは覚えてましたがめちゃくちゃやるね(笑)。エルさん、バドの痰ツボくらうわ便器で水攻めにあうわ悲惨ですね(笑)
ブライドが蹴られて吹っ飛ぶと衣服に着いた土ぼこりが舞うという。芸が細かいですね~。
エステバンに会いにクラシックカーで走るシーン。「ああ、ここでユマ・サーマンは負傷したわけか…」などと先の映画の影響で思ってしまいましたね。
エステバンも「Vol.1」の保安官と兼務ですってね。気づかんわなぁ。
いちいちいいけど、プッシー・ワゴン廃車にしてこの車どう調達したのやら。土まみれ裸足・胸には血痕といういで立ちも怖すぎますね。どこに金をプールしてたのやら。謎だらけです。いい意味で”パルプもの”として放置してるんでしょうけどね。
そして遂にビルの居場所へ。正直ここが一番覚えていなかった。殺して娘B・Bを連れ帰ったことは覚えていたものの。
B・B、寝る時に観ようとしていたのが「子連れ狼」ってマニアックすぎる(笑)
そしてビルとの会話のシーン、そして妊娠発覚の回想シーン。この辺がマルっと欠落。なんかリゾートホテルっぽいところにいたイメージはあったけれど。
ホテル従業員に扮したカレンとの銃撃・退散はツッコミどころ満載だけど、最後は「おめでとう」といって去るのがほっこり(?)
そしてビルとの”決戦”。ここ全く覚えていなかった(笑)。ビルの部屋のテレビには千葉真一さんが映ってましたね。まさかの五点掌爆心拳というマンガみたいな結末とはね。対決した相手の中で一番穏やかな死を迎えたのかも。
ビル役のデビッド・キャラダイン、後日自殺しちゃいましたよね…
キドー、キドーいうからキドーがファーストネームなのかと思ったけど、ベアトリクス・キドーという名前だったのね。エンドロールでBeatrix kiddo AKAがThe Brideであり、Black Mambaだったところに Mommyが追加されているところがまたいいですね。
エンドロールといえば、クレイジー88のメンバーに高橋一生がいたり北村一輝(組長役もしてた)がいたり田中要次がいたりしてたんですね!女メンバーは千葉真一の娘・真瀬樹里だそうです(知らない女優さんですが)。
そして教会のシーンのピアノ演奏者がサミュエル・L・ジャクソンだったとは!気づかんかった…
さ~て、次もタランティーノチャージかノーランチャージか迷うなぁ…
こういう血がドバドバ系のバイオレンスは平気なんだけど、「ジャンゴ」とか「ヘイトフルエイト」とか「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」とかのはちょっとエグイと感じます。個人の感想ですが…
その前に「ナポレオン」どうしよっか悩み中。