こんにちは、絵本好きの主婦
なおたん です
2023年9月30日~12月24日まで、花巻市博物館で開催されている
「日本中の子どもたちを笑顔にした 絵本作家 かがくいひろしの世界展」へ行って来ました
概要はこちらのサイトをご覧ください
↓↓↓
かがくい ひろしという名前は知らなくても、可愛いだるまさんの絵は見覚えある方が多いのではないでしょうか?
50歳で絵本作家デビューした、かがくいひろしさんはわずか4年という作家活動期間で、病気のためにこの世を去ってしまいました
その短い間に、16冊の絵本を発表されています
この展覧会では、16冊の原画はもちろん
未完の作品のアイディアやラフ画などが惜しげも無く展示されています
フラッシュ厳禁ですが、撮影はOKということで少し写真を取らせて頂きました
障がい児教育に携わる中で培った、経験やアイディアが絵本に活かされているのだなぁ
身体が思う様に動かせない子どもたちとの触れ合いの中で感じた「音」と「動き」の大切さ
「だるまさんが」ではその「音」と「動き」を絶妙に表現することに成功されていると感じます
子どもたちが面白しろがるポイントを上手くついた作品ですよね
自分が小さい頃に出会いたかった絵本の一つです
初期の段階ではかなりリアルなだるまの絵
だいぶブラッシュアップされたことが分かる
アトリエの様子も写真で紹介されていました
愛用の文房具などは実物展示も
画材へのこだわりもかなり強かったようです
色を重ねて使うことが多かったそうで、重ねても濁りにくいパステルの会社や品番なども細かくノートにメモしてありました
プロって凄いなぁ~と素直に思いましたね
かなりボリュームのある展示内容です
サッとみて1時間、細部までみると2時間コースってところでしょうか?
私は、1時間くらいで諦めました……
なんとまくらのせんにんの目はしょこたんがモデルでした(笑)
東京藝大を諦めたのち、子どもたちに絵を教えるアルバイトをしたり
仲間と人形劇をしたり
思いついたものを形にする為に、日々何かを作っていたというかがくいさん
天性のアーティストだったのだと展示をみながら感じました
人生に無駄無しとはよく言いますが、かがくいさんの半生が全て血肉になり
それが絵本というプラットフォームで開花したのだなぁ
まだまだ沢山の作品を発表して欲しかったです
未完のラフも面白そうなものがいっぱいでした!
作者のことを知ると、作品の味わいがより深くなりますし
読む時の向き合い方も変化するような気がします
お時間があえば沢山の方に是非見て、感じて、頂きたい展覧会でした
ではまた次回
なおたん でした(・ω・)ノシ
にほんブログ村のランキングに
参加しています
ポチッとして頂けると嬉しいです
↓↓↓