SNSで「ヤマダ積立預金が元本保証かつ実質利回りが18.5%!」ということで盛り上がっていますね。
わたしもやるべきか考えて、「やらない」という結果にいたりました。
10%還元のキャンペーンサイトは人気すぎなのか何か問題があったのか2024年11月29日時点では見れません。
ヤマダ積立預金リリース記念キャンペーン|ヤマダNEOBANK(ヤマダネオバンク)
通常はポイント5%還元です。
なぜに利回りが18.5%?
投資額の10%に対してポイントが付与されるなら年利10%で、実質利回りが18.5%というのがあほなわたしはわからなかったので計算してみました。
条件
・現金5万円を毎月12か月積み立て
・満期終了の12か月目月末に累計積立額に対して10%のポイントが付与される
・なお途中解約した場合はポイント付与対象外となる
ここで実質利回りに算出する拘束期間(年)がキーになってきます。
毎月積み立てますが、満期終了時に対する累積投資額に対して10%ポイントが付与されるので、60万円の拘束期間が1年ではありません。
12か月期間における拘束期間の平均は0.542年になります。
この平均拘束期間(年)から実質利回りを求めます。
投資額:60万円
リターン(ポイント):6万
実質利回り=(リターン÷投資額)÷平均拘束期間
=(6万円÷60万円)÷0.542年
≒18.5%
よって、拘束期間が0.5年と短いから実質利回りが18.5%と高くなるのですね。
ヤマダ積立預金をしない理由
実質利回りが18.5%なのでお得ではありますが、わたしは以下の点から「しない」ことにしました。
・ヤマダは相場よりも5~10%価格が高い
・途中解約したらポイントが付かない
・ポイント付与後に有効期限が1年間しかない
・一回の会計で使えるポイントの上限が10万ポイント
・ポイント会計ではポイントが付与されない
・ヤマダポイントからほかポイント交換として、ANAマイルがあるが交換レートが0.5で低い。
・サービス改悪でポイントによる購入先制限などがありうる
ヤマダデンキはポイント付与前提ありきの価格設定なので相場よりも5%~10%は高い傾向があります。
60000ポイントでも実質54000円ぐらいの価値かな。
それでも確実にリターンが約束されているという点は魅力的ですが。
アップル製品などほぼ値引きしないようなブランド商品ならいいかもですが、1会計で使えるポイントの上限が10万ポイントまでしか使えないのいまいち。
この上限10万ポイントも上限5万ポイントなどに改悪される可能性もありますし。
1年後にヤマダデンキで買いたい商品もなさそうなので、今回は参加しないことにしました。
どんな人がやるべき?
・この先1~2年間で高額商品を買う予定がある人
・複数口でヤマダ積立預金が利用できるような資金が潤沢にある人
・1口上限が60万円なので10口あれば600万で累計60万ポイントが付与される。
・ヤマダ電機のヘビーユーザー
上記に当てはまる人ならこのヤマダ積立預金を使ってもいいじゃないかなと思いました。
感想
結局このサービスもお金持ち有利ですね。
1年後にアップル製品などの転売も増えそう笑
わたしも資金がたくさんあればやってみてもよかったかもですが、低資産にはムリむり。
ヨドバシカメラがこの積立預金をやってくれたら全力でやるのにな~~。
ではまた!!
2024/12/02 ヤマダ積立預金の満期特典が中止になりました