デンマーク「代理母出産の新法でパートナーにも親権を認定」
1月5日のスウェーデン公共テレビSVTによれば、デンマークのカスパー・モーク・アリアントさんとその夫ランバングさんは、長年の夢であった子供を持つという目標を、代理出産を通じて実現しました。
彼らはアメリカで商業的代理出産を選択し、現在6歳の双子と1歳の息子、さらに来春には4人目の女の子が誕生する予定です。
デンマークでは、2025年1月に新たな法律が施行され、代理出産による子供の両親が法的に認められるようになりました。この法律改正により、子供たちは両親の権利を平等に享受できるようになり、家族の絆がさらに強化されると期待されています。
しかし、EU内では代理出産に関する法律が大きく異なります。イタリアやフランスでは厳しい制限が課されている一方、ギリシャやオランダでは一定の条件下で合法とされています。代理出産を巡る議論は、家族の多様性や子供の権利、そして倫理的な問題を浮き彫りにしています。
カスパーさんは、「新しい法律は、子供たちのためにも素晴らしい進展です」と語り、これからも代理出産を選択する家族が安心して親子関係を築けるよう、さらなる理解と支援を求めています。
www.svt.se
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