日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

サンセット大通り 1950年 パラマウント

Amazonプライムビデオでサンセット大通りを視聴。やっぱりアメリカ映画ってスゴイな。今まで見て来た邦画が〇〇に思える。

グロリア・スワンソン

有名な映画なので前に見たと思っていましたが、見たのは「イヴのすべて」でした(;^_^A。

グロリア・スワンソン当時51歳。年齢的にもあっている作品。

サイレント時代に活躍した女優、ノーマ(グロリア・スワンソン)。50歳を超え、時代も変わった。昔の人気や栄光を忘れられないノーマは自分でサロメの脚本を書き、借金に追われてノーマの屋敷に車を隠した売れない脚本家、ギリス(ウィリアム・ホールデン)を屋敷に強引に住まわせて作品を完成させ、映画界に復帰しようと夢をみる。

金に困っていたギリスは500ドルもらえるなら・・と仕事を引き受けるが、彼は段々ノーマのヒモのような生活を送るようになっていく・・・

グロリア・スワンソン ウィリアム・ホールデン

人気絶頂時代を忘れられない昔の大女優。ノーマのために執事は日々彼女あてのファンレターを書き、今でも大スターのように扱う。ノーマは屋敷で女王様だ。

執事、マックス(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)の本当の姿が最後でわかる。なるほど~~~。

パラマウント社でノーマが会う監督(セシル・B・デミル)は本当の監督で、カメオ出演(有名人がちょっと出演することだという)。早川雪州の1915年「チート」を監督したのが彼で2度ビックリ。また執事マックス役のエリッヒ・フォン・シュトロハイム1920年代を代表する本物の監督でグロリア・スワンソン主演映画「クイーン・ケリー」を撮ったが、彼が演出にこだわり過ぎて彼女と衝突し撮影中断、結局幻の作品となったという。

セシル・B・デミル

エリッヒ・フォン・シュトロハイム

グロリア・スワンソン

グロリアというと1981年「グロリア」という映画で主演を務めたジーナ・ローランズはかっこよかった。今年2024年8月に訃報を聞いた。時の流れを感じます。彼女も映画当時51歳だった。

 

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