車中泊の歩き旅

60代自由業。お金はなくても、時間と体力がある今こそ青春。

四国遍路42日目(高松市内駐車場→一宮寺→屋島寺→八栗寺→琴電志度駅)

’23年11月15日(水)・42日目

約33Km、53,131歩

 高松市内駐車場→一宮寺屋島寺八栗寺琴電志度駅

 

駐車場から高松市内をひたすら南下する。

高松市は大きな町だが、高松自動車道を過ぎると田舎町の雰囲気に変わる。

一宮寺の近くの県道12号線沿いに、またまた「こがね製麺所」があった。

時刻は9時前で、今までの朝食はコーヒーとパン2個が定番だったが、うどん県の皆さんに負けないよう、初めてうどんにしてみた。

9時過ぎに第83番「一宮寺」に到着。

今度は高松市内を北東に進む。市街地なので、特に写真に収めるような風景はない。

昼過ぎにやっと屋島の登り口にたどりつき、坂道を登る。標高300mに満たない山でも、10km以上歩いた後の上り坂はそれなりにきつい。

「加持水」の看板には「干ばつで各地の池や井戸水が枯れても、この湧水は絶えることがありません」と書かれていたが、見事に枯れていた。

「不喰梨」(くわずのなし)。

「持主が食べられない梨」と嘘をついてお大師様に提供しなかったら、本当に石のように固く食べられなくなったとのこと。

13時半頃、第84番「屋島寺」に着いた。

ここには半年前の5月にも来た。

屋島自体が観光地でもあり、平日にもかかわらず参拝客以外の観光客が多かった。

屋島寺からは壇ノ浦方面に向かい、急な下り坂の旧遍路道を歩いた。

平地に降りてから壇ノ浦の対岸にわたり、八栗登山口の駐車場(ケーブルカー乗場)に着いた。

地味な上り坂だが、ケーブルカーが設けられているくらいなので、それなりにきつかった。

寅さんの「男はつらいよ」の撮影現場の坂道を登り、ケーブルカーの走行音を聞きながら自らを励まして、

13時半頃に第85番「八栗寺」に着いた。

参拝を終え琴電志度駅に向かって県道145号線を歩いていると、ブログで見覚えのある「しゅんめいさん」のキャンピングカーが走ってきた。

最寄りの道の駅「源平の里むれ」に駐車している可能性があると思い寄ってみたが見当たらず、琴電志度駅から瓦町駅に戻った。

その日のことが書かれた「しゅんめいさん」のブログ。記事を見ると車中泊場所の予想は的中していたが、スーパーに寄ってたみたいだ。

syunmay.com

 

(本日の一言)

久万高原町まで進んだ。お寺の数は残り半分だが、恐らく距離は三分の一程度だ。

今回はトレッキングポールが壊れて新調し、ポタ電の上に水をこぼして使えなくなるなどトラブルが多い。体のトラブルは少ないので良しとしよう。

昨日の三坂峠越えは、予想通り厳しかった。特に、頂上が近づいてからなかなか前に進まなかった。

今日は休養日(Web会議)なので、ポタ電対策のためやるべきことが多い。

 

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