年金生活白書のまとめは年間生活費。物価が高騰しているのに年金スライドは些少だから、目に見えるほど食費は増えていない。とはいえ、実際に買えるものは確実に少なくなっている。牛肉の消費が減っているというが、そうしないと家計が破綻するから仕方がない。むべなるかなである。
4.2024年の年間生活費
年間生活費は月平均260,000円。昨年より約4,000円、1.8%増加している。収入は月平均で約25万円なので、月々1万円の赤字が出ている。そして、食費が全然足りていないので、奥さんがパート代から負担してくれている。ありがたいことである。
内訳をみると、食費は月61,000円で若干減っているが、奥さんの補助があるので実際には増えている。表面的に減っているのは酒類への支出が少なくなっているためで、例年買っていた銘柄ワインを買えなくなったし、デイリーワインの単価も下げた。アルコール摂取量自体も少なくなっている。
衣料品・生活用品は月18,000円。生活用品はほぼ全て値上がりしており、数年前のようにティッシュ5個200円とか、トイレットペーパー300円なんてことはありえない。変わらず安いのは石鹸くらいで、サランラップも高いしアルミホイルも高い。
地味に値上りしているのは入浴剤で、以前はバブを愛用していたが、5割増しくらいに値上がりしている。夏以外は毎日使うので難儀する。最近は、100円安い温泡にせざるを得ないが、その温泡も値上がりしている。バブより薬品の匂いがきついので、本当はバブがいいのだが。
公共料金、準公共料金、税保険料は昨日までお伝えしたとおり。いずれもなしで済ますことは難しい支出なので苦労する。この冬も寒くて、電気代・ガス代・灯油代は増える傾向にある。結局のところ気温によって違ってくるから、おだやかな気候を祈るばかりである。
教養娯楽費とお小遣いは仕分けの違いで、実際には奥さんのお小遣いをパート代から出してもらって減っている分だけ減額である。山の遠出もほとんどできなくなり、車で筑波山に行くしかなかったのだがそれで故障してひどい目に遭った。
修繕積立金を月平均約2万円積み立てたことになっているが、実際には車検代と車の修理に支出したので積立残は0である。なのに車を買い換えなければならなかったので、クレジットを使うことになり資金繰りに頭が痛い。せめてもの救いは、2025年末に奥さんの年金が出ることである。
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