中学受験二月受験まで
とうとう1ヶ月を切りました。
私が最後の1ヶ月でやっていることを
皆さんにお話ししたいと思います。
授業の中では
生徒が一人ではできないことや、
以前教えた解き方をしっかりと守っているかを確認します。
例えば、
一人では解けない問題を一緒にやって、
本番では解けない、解かない方がいい問題を、捨て問とすることを徹底します。
また、
算数なら図の書き方、
筆算を汚く書いていないか、
必要なところに単位を書いているか、
途中式を見やすく書いているか、
理科の水溶液の計算なら、
基準になる式を作って比例させて解く方法、
国語の読解問題なら、
正しく線を引いているか、
記述問題は最後からコンパクトに書いているか、
社会の記述問題なら、
設問に正面から答えているか、
グラフや表をきちんと読んで文章に落とし込んでいるか、
などを授業で細かくチェックしています。
宿題では
志望校の問題に出そうな問題を出します。
さりげなくいろいろな類似問題を散りばめて出します。
同じ単元を連続して出さずに、できるだけバラバラに出します。
忘れてほしくない知識をチェックする問題を出します。
そろそろ忘れているだろうと思う問題を
宿題に出します。
忘れそうだからやっておこう、
ここは苦手だからやっておこう、
という考えが子供にはあまりありません。
そのため、子供の無意識のうちに反復させてしまいます。
地道に整理しないと解けない問題を
たまに出します。
これは『簡単に諦めない練習』と
『できないと思ったらあっさり捨てる練習』
の両方を含んでいます。
できないところは何度でもやります。
授業中に何度も質問します。
何十回も質問して覚えさせます。
どうしても覚えられないものは、
面白い話の中で説明して
記憶に残るように爆笑させます。
通常の授業でもこのようなことを
長いスパンで繰り返しやっていますが、
直前期は短いスパンで濃密にやっていき、
試験当日にピークが来るように
持っていきます。
ここが腕の見せどころですね。
今年も頑張ります!