節約の極意
実は私3年くらい前にエアコンなしで灼熱の夏を乗り切ったことがあります。
その夏は過去一の酷暑と言われる酷暑で本当に暑かった。「熱中症で死ぬかも」と思ったくらいです。
でもエアコンなしで過ごしたおかげで私は「進化」しました。
いまみんなが暑い暑いと言っているこの9月や10月。
私は全く、本当に全く暑く感じません。
むしろ涼しいくらい。人間は不思議なものでそうやって暑さに適応して進化するんですね。と思った今日この頃でした。
で節約になりますよ、ということが言いたいわけではありません。
確かに節約にはなりますが、本題はそこではありません。
ここからが極意です。
いいですかみなさん。節約の必要性を感じるということは大なり小なり今経済的危機に直面しているということです。
経験上経済的危機というのは節約がしんどいからと言って中途半端な節約を逐次戦力投入的な愚策でやっていると結局はじわじわと何年も節約しなければならない分野の幅を広げながら危機を脱せない状況が生じてしまいます。
ですから私が紹介しているような節約策程度のことは最低限一度にすべていきなりやってしまうことをお勧めします。それが最も経済的危機を脱するために効果が高いです。
私が紹介しているようなことを実施すると苦しく、生活が味気ないような気がして抵抗がるかもしれません。有料放送も見たい、便利な携帯サービスも幅広く利用したいなどなど。しかし多くの節約上級者が語っているように
そんなことは全くありません。
冒頭の事例ではありませんが、人が暑さに適用するように節約生活にも適応します。そして意識さえも変わっていきます。「そんな無駄なオプションサービスを利用していたなんて信じられない。もう二度と利用したくない」とかなんとか思うようになります。
戦いにおいては戦力の逐次投入は愚策とされます。相手の力量がわからない時に取る最善の策はまず最高戦力をもって敵と対峙することが良策とされます。節約でも同じ。経済的危機という計り知れない見えない敵に対峙するのにまず最大の節約という最高戦力をいきなり投入する。これが極意です。個別の節約術を段階的にするのではなく一気にすべて始めましょう。
でもあくまで節約は自分だけで行うとよいでしょう。自分は節約しても大切な人には使うべきシーンでちゃんとお金を使ってあげましょうね。