観葉植物の枯れ込んできた葉をどうするか。
切るのか、それとも枯れきるまで待つのか。
栽培家の人でも異なる見解があるようです。
たくさんの植物を育ててきた経験と知識からの考え方なので、
どれも正解なんだと思いますが、
では自分はどうするか。
飼い犬の、一緒に寝るのはOKかNGか、
トレーナーさんで意見が分かれるけれど、
どちらの考えもきちんと読んだうえで、
自分たちはどうするか、を決めるのと同じようなお話。
結局は、いろんな情報を見て、自分で判断するしかないわけです。
ということで、我が家の場合は、
枯れてきたらほどほどでカット、と相成りました。
枯れてきた葉をカットするのは悪いことじゃない
観葉植物を育て始めた当初は、
我が家ではミニ鉢(幼苗)サイズが多いのもあって、
葉が枯れ込んできていたとしても、
カットするのにとてもとても勇気が必要でした。
葉が3~4枚の頃から育ててきたのに、
自らの手で手折ってしまうなんて…。
とはいえ、明らかに新陳代謝で黄色くなった下葉や、
わさわさ茂ってる鉢の枯れ込んだ葉をカットしてるうちに、
少しずつ慣れてきまして。
このモンステラを見たら、明らかに、
新陳代謝だなってわかりますもんね。
ここまでわかりやすかったら、カットするのにも
そこまで罪悪感を覚えないで済むといいますか。
この葉は、1~2日のうちにカットすることになると思います。
枯れ込んできたり、何やら黒ずんできた葉をカットすることに
あまり抵抗を感じなくなったきっかけはヒポエステスかも。
徒長したヒポエステスを思い切って剪定したら、
新芽がどんどん出てくる様子を見て、
伸びすぎたり、枯れ込んできた葉をカットするのは
植物の成長のためにもいいことなのかも…と
思うようになりました。
枯れ込んできている葉に使うエネルギーを
まだ元気な葉たちに使うために切る。
観葉植物の育て方、みたいな記事には
こんな感じの書き方がされていることが多いですが、
ヒポエステスの剪定後の動きは、
まさにそれを実感させてくれたんですよね。
葉をカットするタイミング(我が家の場合)
といっても、やはりミニ株で葉の数が少ないと
結構ぎりぎりまで待ってしまいます…。
スマホのアルバムを見返していたら、
カットする日に、名残惜しくて記念撮影していたのが
数枚残っていました(笑)。
ホワイトフュージョンとエンペラー。
こうやって見ると、ほどほどっていうより、
枯れきる寸前じゃないか…。
まだあきらめが悪かった頃ですね。
いまは、ここまできたら、2~3日中に切る感じです。
葉数が少ない子の場合は、枯れ込んできた葉の状態よりも、
新葉が展開したら1枚カット、みたいに
全体の葉数が減らないようにすることのほうを優先。
こちらのシルバープレートは、葉先の枯れだけだったら
半分くらいまでくるまで待っていたと思いますが、
ポツポツと葉焼けらしきものができてしまったので、
いま出てるドリルが緩み始めた新葉が開ききったらカットです。
一方こちらのクリムゾーングリーンの葉は、
お迎え時からこの状態。
このままほとんど進行が見られないので、
新葉が2枚展開したらカット、と決定しました。
1枚はすでに展開完了、現在また新たな新芽がのぞいているので、
1~2週間のうちにお別れになりそうです。
あ、カットするときは、園芸ばさみは事前に消毒をお忘れなく~。