必見!でっかいど~@ペルガモン博物館
ホテルから歩いて1分くらいに数軒並んでた、カフェの一つに入ってみました。内装センス、元々は同じ国だったウィーンのカフェに似てる気がします。平日の朝だから空いてたけど・・・ベルリン市民は出勤時間だもんね!
注文してから絞ってくれたフレッシュなオレンジ・ジュースと、クロワッサン&珈琲で朝ごはん。その後は、博物館島へ向かいました!
博物館島というのは、名前そのまんま。シュプレー川の中州に、5つの博物館があるんです。中でもペルガモン博物館はイチオシ!大英博物館ほど品数は多くないけど、展示物のデカさに圧倒されますよー。
でも博物館島に入ると、こーーんな長い列があって怯みました。。。 列の先には「チケット」と書かれた、宝くじ売り場くらいのちゃちいボックス。
「朝10時前なのに、もうこんな列なの~?」「でも、あそこがチケット売り場だもんねぇ・・・」って最初は私たちも並びかけたけど、もっと左手を見たら
「←ペルガモン博物館はあっち。そこでもチケット購入可能」
と書いてあるので、矢印を辿って奥に入ってみたら・・・ホントだ、別の入口があった!でも、あんまり目立たない掲示板だったな~。だから気付かない人が殆どで、何となく大勢の人がいる方の列につい並んじゃうんだと思います。
入ってすぐに迎えてくれるのは、古代ギリシャのペルガモン(現在ではトルコのペルガマ)で発掘された「ゼウスの大祭壇」。紀元前100数十年らしいけど、とても良い保存状態で再構築されていました。
その隣りの部屋には「ミレトスの市場門」など、ヘレニズム・ギリシャ建築。
でも、ここの目玉は・・・絶対コレだと思います!!!!
古代バビロニアの「イシュタール門」&「行列通り」★
「行列通り」は、元々の長さよりもずっと短いようだけど、、、すごい量の遺跡が、ごっそりと。@@
紀元前560年頃のバビロンで、どーやってこんな瑠璃色の彩色したんだろう?!2500年以上経った今でも美しいけど、当時は息を飲むような鮮やかさだったんでしょうねぇ。。。
「がお~ん!」 ライオンの表情がリアル。
「これらは平和的に譲ってもらいました」みたいな解説があったけど、そこは微妙な表現ね。大英博物館のイロイロな古代遺物もそうだけど、まあ大抵は力ずくとゆーかパワフハラ的とゆーか。
でも、そんな西欧の博物館サイドでよく言われてるのは、「我々がこちらに持ってきたからこそ、修復・保存されたのだ。ひいては世界規模で文化に貢献しているのでア~ル!」ってこと。
ま~それも、あながち嘘じゃないんですよねぇ、、、。だってバビロニア王国っつーたらアナタ、今のイラクですよイラク!ずっとあそこにあったら、今頃は跡形もなかったろうなぁ・・・。><
この人面ライオンみたいな、見ようによっては可愛いゆるキャラ?みたいのなんか、シリアだもの!!!やっぱ、ここに持って来られたから今も形を残せてるんだ・・・と思えてきますよね。
という事のどんだけを、この小学生たちが学んだのか知りませんが。地元の小学生たちにとっては、とても楽しい課外授業だったに違いありません。
ねえねえ君たち、ここ面白かったでしょ?おばちゃんもね、すーごく楽しかったよー♪ でっかいイシュタール門がカッコよかったよねえ!
そんな大満足のペルガモン博物館を出たら・・・。
お昼ちょっと前、行列は更に更に長くなっているのでした~~。だからあの掲示板、もっと目立つのに替えた方がいいって!爆
というワケで。ペルガモン博物館に行く方は、あの小さなチケット売り場への行列に惑わされないで・・・左手の奥に入ってくださいね!ミュージアム入り放題の3日券も、ペルガモン博物館の受付で買えますよ★
ベルガモン美術館いいなぁ~♡ 昔々、まだ東ベルリンにあった時に行って、感激したことを思い出しましたぁ♫
これからは日本からコメしまーす!(^^)!
東ドイツ時代に行ったのですか~、それは凄いです!もう20代の子たちは壁崩壊以後に生まれた子供たちが殆どで、きっと私たちが親や祖父母から聞く戦中戦後くらいピンと来ないんでしょうねぇ。。。