ベルリンの壁を見に行く
私を含め数人の同僚が乗ってて、口々に「テキサスかなー。」「カリフォルニア?」なんて言ってたら、バスを運転してた初老イギリス人のおじさんが、「アラスカ!」と自信たっぷりに答えるじゃーないですか。しかも大正解!@@
アメリカがアラスカを接収したのは1959年。当時の国務長官はムダな買い物をしたってバッシングされたそうだけど、豊富な地下資源があることが分ったし・・・何より冷戦当時はソ連偵察に便利だったに違いないですよねー。
で、東西冷戦の象徴といえば、ベルリンの壁です。
1961年から1989年まで、、、実に28年もの間、ベルリン市を東側と西側に隔てていた壁。その一部が残っているというので、見に行ってみました。
右側が西ベルリン、左側が東ベルリンです。分裂時代を生きてきた30代以上のドイツ人には、色々な感慨がある場所なんだと思います。
東側には常に警備兵がいたり、無人地帯には警報装置につながる電線が張り巡らされたりして、東から西への亡命を阻んでいた壁。今は一面グラフィティが描かれてるけど、もちろんこんな落書きすらご法度だったんだろうなぁ・・・。
西側から、東側を見たところ。今では平和そのものって感じの公園です。
私が背にしている赤い壁じゃなく、左側の白っぽい壁がオリジナルの高さ。私の身長の倍以上だから、4メートル近いのかな・・・。でも、頑張ればよじ登って超えられそう!
なのに射殺されたりしてたんですよねー。死亡者は192人・・・でも様々な方法で(ワイロ?色仕掛け?まあ色んな手口があったでしょう)壁の通過に成功して、生きて西側に辿り着いた人も5000人以上もいた!ってのも驚き。
やっぱね~、こういうのを見ると切なくなると同時に、何かこう「希望」のようなものも湧いてきます。叶わない夢はないんじゃないか、と言ったら大袈裟かもしれないけど。
さっき壁の前で持ってたのは、スーパーのエコバッグ。広告付きのは値段が安くて、これはペットフード会社の広告つきでした。片面はパグちゃんで、
反対側は、にゃんこ♪
スーパーでは、おうち用の安いお菓子を買いました。カシス&ヨーグルトと、レモン・クリームのチョコレート。とても美味しかったから、もっと沢山買っとけば良かった!><
ねえちゃんが京都で作ってきた和菓子四等分するオレンジのバラ
(富山市 松田 わこ 小学6年生)
6月3日の朝日歌壇。
・・・西ベルリンの市民も、東ベルリンの市民も、おなじテレビを見ていたのだから、カベがこわれるのは時間の問題だったかもしれませんね。
あなたのブログも、国境線をこえて、人気がありますよ ♪
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今のベルリンは明るく活況ですが、そんな過去の事実を風化させないために、あの壁は彼らの記念碑であり追悼なのだと思いました・・・。