4:30起床、6:29出発
司馬遼太郎の本「街道をゆく」27巻で紹介された神社。坂本龍馬が脱藩時、ここで無事を祈願したという。その際に通った山道にも案内看板が出ていた。本「竜馬がゆく」を書いた司馬さんが訪問するのは分かる場所ではある。ただ近年、司馬史観や龍馬像の見直しも進んでいるからなあ。持ち上げ過ぎた分の揺り戻しはあるけど、色々と奔走していたのは事実みたいだね。
歴史ある神社で雰囲気があったし、川にかかる屋根付きの神幸橋も風情があって良かった。
名所となっている棚田とか段々畑は幾つか見てきたけど。ここの段畑の規模は凄かった!何段にも連なる畑と、それを形成する石垣。それが視界一杯に広がり、圧巻の一言。海とのコントラストも良い。
残念なことには、時期が悪く休耕している畑ばかりでほんの一部しか利用していなかったこと。これが全面緑になっていたら、さらに見応えがあっただろうになあ。それにしても、段畑には効用もあるだろうけど、これだけのものは維持するだけで大変だろうに。費用対効果、本当に見合っているんだろうか。なんてことを考えてしまった。
昼食「うわじまの料理や」
宇和島の名物・鯛めし。鯛を炊き込みにするのではなく、刺身をたれと合わせてご飯にぶっかけるのが宇和島流。いつか食べてみたいと思っていたので、機会を捉えることができて満足。味わって食べた。
司馬遼太郎の本「街道をゆく」14巻で紹介された場所。江戸時代から昭和初期の伝統的な建築物が並ぶ町並み。昨日見た「うだつ」が設けられている家も幾つかあったけど、数は少ない。裕福度の違いか、時代の違いか。同じような時代の町並みでも、もちろん違いがある。それをこの短期間で比較できたのは面白かった。
今日は訪問スポットが少なく、移動メインとなった。気軽な1日。
明日は宮島へ行く予定。人気観光地だし、土曜日に当たってしまうし、どうなることやら。これは日の出前に出発すべきかなあ。ここが一時帰宅するための最後の難所、頑張っていこう!
出費:4155円 332km走行