消えゆく「義理チョコ」 女性の8割が職場で「あげたくない」

バレンタイン前のチョコレート売り場の様子=横浜市西区で2022年2月12日、宮島麻実撮影
バレンタイン前のチョコレート売り場の様子=横浜市西区で2022年2月12日、宮島麻実撮影

 「女性の8割が職場での義理チョコをあげたくないと思っている」「男性も6割がもらってうれしくない」――。調査会社「インテージ」は、14日のバレンタインデーを前に行ったこのような意識調査結果を明らかにした。新型コロナウイルス禍や社会の変化とともに、職場における「義理チョコ」文化も消えつつあるようだ。

 調査は全国の15~79歳の男女2633人を対象に、2023年1月にインターネットで行った。その結果によると、「義理チョコを渡す」と答えた女性は全体(1325人)の8・2%にとどまった。

 また、現在職に就いている男女それぞれに「職場の義理チョコをどう思うか」と尋ねた質問では、「あげたくない」と回答した女性が82・8%と大多数を占めた。20~70代の年代別にみると、「あげたくない」の回答比率は最も低い20代でも75・4%で、それ以外の年代では8~9割程度を占めた。

この記事は有料記事です。

残り392文字(全文774文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月
  翻译: