樋口新葉、完全復活へ「前にはなかった感覚」　フィギュア東京選手権

　フィギュアスケートの東京選手権は23日、西東京市のダイドードリンコアイスアリーナで女子ショートプログラム（SP）があり、2022年北京冬季オリンピックのフィギュアスケート団体メダリストの樋口新葉選手（ノエビア）は68・09点で2位発進した。

　演技後の樋口選手の談話は次の通り。

「滑り切れたな」

　二つ目のジャンプは「ちょっと危ないな」と思いながら、思い切り跳んだ。いつもなら崩れてしまうジャンプだったが、しっかりきれいに降りられた。そこは前よりも良かった。フリップもずっと気にしながら跳んでいて。「うまくいくかな」と思いながら跳んでいたが、しっかり跳べたと思う。

　最後のスピンで転んだので、そこが悔しいですけど、全体的には動きも良かったと思います。

　フリーでは、後半で少しミスをすることが続いている。後半にミスのないようにしたい。最初から最後まで、勢いをなくさないように滑りきりたい。

　（復帰3戦目）前回の試合と比べる…