2015年春、第87回選抜高校野球大会に東海大四(現・東海大札幌)のエース右腕として出場し、道勢52年ぶりの準優勝を果たした。あれから約10年。今度は指導者として道内の野球発展に貢献しようと意気込む。
天塩町出身。小学1年の時、何となく始めた野球にみるみるのめり込んだ。中学では、1年からエース。地元を離れ進学した東海大四でも甲子園準優勝を味わった。
だが、その後の人生は「挫折の日々でした」。名門・東海大に進学したが、肘のけがで投げられない日々が続いた。甲子園準優勝投手に懸かる周囲の期待は重圧となり、かつて感じていた野球の楽しさを忘れてしまうほどだった。
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