「膝がどうにも…」 ソフトバンク・和田毅投手が語っていた引き際
毎日新聞
2024/11/5 21:15(最終更新 11/6 11:21)
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「情けないですが、今年は膝がどうにもならなくて厳しいですね」。ソフトバンクのリーグ優勝が決まった後の9月の西武戦で、今季初のリリーフ登板を終えた和田毅は、自らの体の厳しい現状をこう明かした。淡々と話す顔は今考えると、自らの限界を悟っていたのかもしれない。
和田はかつて自らの引き際をこう話していた。「直球で『スピードが出ない』『空振りが取れない』とか、1軍の先発投手としてもう通用しないと思ったら、自分から身を引くべきだと思っている」
今季も先発から始まるはずだった。選手としても共に戦った小久保裕紀監督は、4月の本拠地開幕戦の先発を早々に和田と決めた。だが、けがで先発を回避。5月に初先発し、今季も2勝(2敗)したが、7月を最後に先発マウンドは遠ざかっていた。
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